表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アイドル!  作者: 闇影 夜
4/10

私がアイドル?

マネジャーさん。あの子って。

そうよ。間違えない。

私のスカウトしたかった子よ。


やっぱり。そっか。


ヒメカも気になって子って。


そこのあなた。


また来た。何度来ても同じです。

私はやりませんよ。


ヒメカさんとは釣り合いません。


もしかして、私のプロフィールを見たの?


はい。すみません。


なんで謝るのよ。あれは事務所が出してる

私の今までの事が書かれてるもの。

謝る必要なんてどこにもないよ。

それとも、私の経歴で、自信なくしちゃった?

まぁそうよね。友人関係。とか

書かれても困るものね。

でも事実なのは否めないのが、

びびらせてしまったのならごめんなさいね。

マネジャーさんがあなたに興味を持ったのも

本当なの。


それは。分かりました。でもなんで私なんですか?

他に可愛い子とかたくさんいると思いますよ。


うーんあなたは私が推したい人だからかなぁ。

私はあなたにこれだ。と心から響いた。


はぁ。なるほど。


だからもう一度頼みます。

私と一緒に来てください。


じゃあ約束してください。

私の事を何も過去も今後も詮索をしないでください。

私の関係の事はプロフィールの公開は全て非公開。

これが守ってくれるならアイドルをやりますよ。


まぁ誕生日以外とメンバーカラーと出身地

と血液型しか公開しない

みたいなアイドルも中にはいますからね。

何もかも謎のアイドル。ミステリアスで

私は好きですけど。


いいわ。その条件を飲みましょう。

あなたは私が磨いてみせる。

これはスカウトした私にも責任があります。

本人の意思を尊重するのがマネジャーの役目。

だけどせめて名前だけは教えて欲しい。

名前がないと色々と不便だから。


本名は言いたくないので。仮に

ひなかで。いいです。


じゃあひなかちゃんって呼ぶね。

これからよろしくね。ひなかちゃん。


じゃあサインをお願い。事務所に入るには

印鑑とか必要だから。

うん。確かに。確認したわ。


一緒に頑張ろうね。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ