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アイドル!  作者: 闇影 夜
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私にスカウト?

いったたーまた私、転んじゃった。

私何回、何もない所で転ぶんだろう。

もう数えきれないほどかなぁ。

自分で言ってて落ち込みそうになる。


見ろよあれ。

あれって。トップアイドルのヒメカちゃんでしょ。

可愛いなー。

やばい。引き込まれそう。


アイドル?あの子がアイドルなんだ。

綺麗な子。今の私とは大違い。

あんなに綺麗な子そして凄く輝いて見える。


いいなー私もあの子みたいにキラキラした

人生歩んでみたかったなー


あっ。いてて。

すみませんよそみしてて。怪我ありませんか。


私は大丈夫です。


あなたこそ大丈夫ですか?

私も考え事してて。


良かった。怪我してなくって。


この子ってさっきモニターに映ってた子。


ごめん急いでのもあって気づかなくって。

もっと周りを見ればよかったね。


あそこに映ってるのはあなたでしょ。


そっか。顔バレしてるんだもんね。

あまりここで話を大きくしたくない

のも分かるし、足止めしちゃうのは

仕事とかにも影響しちゃうもんね。


今私と会った事内緒にしてくれない。

こんな事してこんな事言ってるのは

申し訳ないと思ってるけど。


大丈夫です。誰にも言いませんよ。

有名人だってバレると大変になりますよね。


本当にありがとう。いつかあなたに恩返ししないとね。

私はこのまま悪者はごめんですし。

あなたにはまた会える気がしますし。


そうそうこれ落としましたよ。


拾ってくれたの。度々ありがとう。

ごめんね。本当にありがとう。


キラキラしてたなー。髪もサラサラで

いい匂いだったなーあれがアイドルの

こだわりとかなんだろうなー。

私には真似出来ないなー。


あの子。いい。

ちょっとそこの君。

えっ?

あなたよあなた。

私?

そうあなたよ。

私になにかご用ですか。

あなたアイドルになるつもりはないからしら


アイドル?私が?

いやいや私は可愛いくもないし。

踊れませんよ。運動神経悪いですから。


私にはあなたが原石に見えるわ。


私。そんなに魅力もありませんし。


どうしてあなたは自分を後ろ向きへとしようと

するの?

私には輝いて見えるって言うのに。


スカウトならお断りします。


私はあなたが欲しいのだけど。

どうしたら私と来てくれる?


私はアイドルにはなるつもりはありません。

話は終わりです。さようなら。


あの子。才能ありそうなのに。

まぁいいわ。

次あった時にはあの子にアイドルになってもらうわ。



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