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転生狐の苦悩物語  作者: 白薔薇凛
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夢だと信じたい!

目が閉めるとそこは、見知らぬ場所へ居た。

草木が茂り、鳥のさえずりが聞こえ、青い空に白い雲で天気がいい。


「…ここは何処だ…ってか、なんで俺外にいるわけ…?」


ふと見ると、尻尾の様なものが手に触れた。

驚き立つと先程まで手に触れていた感触が無い。

気の所為だったと安心すれば、自分の身体に違和感を感じた。

頭を触ればもふもふの狐耳、後ろに手を伸ばせばもふもふの尻尾。


「ぎゃぁあああ」


自分でも情けない声だと思う。

身体を確認すれば気の所為じゃないと思い知らされる。

頬に冷や汗が伝うのがわかる。


ーー何なんだ、俺は一体どうなった!?ここはほんとに何なんだよ!ってか、俺の身体どーなってるわけ!?


今の自分の状況を整理するとこうだ。

死んで転生したか、死ぬ前の夢だ。

前者は有り得ないだろう。そんなアニメみたいなこと起こりえない。なら、夢だ。俺がこんなファンタジーな夢を見るのもおかしな話だが。


「よっこいしょ。」


ここで考えても意味が無いと周りを見渡す。


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