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日常生活には常に魔物がいます  作者: 煙草屋パイプ
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拠点と仲間

ある朝起きた村木結の世界は魔物が徘徊し植物が自我を持って動き出す世界だった!

村木結、骸骨兵の主である野上まど、植物使いの沢滝遙、北村奏の4人で魔物の世界を生き延びます!

「みんな!ちゃんとした拠点を作ろうよ」と私。


「「「賛成」」」


ドン、カン、ドン、カン数分後、近くの神社では金槌の音が響いていた。

もう既にあらかた出来上がっているようだ。

「よし、出来たよ」遙が設計図を見ていた私を呼びに来た。

ギイイ と鈍い音を立てて簡易ドアが開く。

部屋はざっと見ただけで5部屋はある。リビングには大きな机が置いてあり、

4人分の椅子が置いてあった。全員が椅子に着いたところで遙と奏が説明を始める。

「この家には5つ部屋がある。それぞれの部屋もあるぜ。」

ドアを指差す奏。ドアには名前が刻んであった。

「なははは、もちろん家には罠が張り巡らされているよお」不気味な声で笑う遙。

「じゃあ、部屋を見学しようか。」席を立ち、4人が部屋に入っていく。

私の部屋は右端にベッド、中央に椅子があった。

一見普通に見えるが部屋の様々な場所から糸が垂れ下がっている。

一本を引くとおやつが降りて来た。しばらくそれを食べる。

ベッドにしばらく寝転んでいると、「もしもし、結ちょっと来て」

とベッドに備え付けてあったトランシーバーから声が聞こえた。

ちなみにトランシーバーなどは全て雑貨屋から盗んで来ている。

まどの部屋に行くとそこには、一体のローブ姿の骸骨がいた。

「これはこれはもう1人いらっしゃいましたか」とお辞儀する骸骨。

「なんか私について来たいみたいで…」とまど。

最初は驚いたが、いい人そうだったので、「いいんじゃない?仲間にしても。」と言った。

「よろしくお願いします」再度深々とお辞儀をする骸骨。

全員をリビングには召集し、骸骨に自己紹介させる。

「ネホでございます。生涯をかけてまど様にお仕えします。」

遙と奏は驚いていたが(あたりまえ)すぐに礼儀正しいネホと打ち解けた。

「どんなことができるんだ?」興味津々の奏。

サッとネホが右手をあげる。すると周りに冷気が漂い始め、大きな門が頭上に現れた。

軋んだ音を立てながら門が開き、ライフルを構えた大量の骸骨が飛び出して来た。

直立不動の状態でこちらに敬礼する骸骨。

「このように骸骨共を操ることができます」カタカタと笑うネホ。

軍隊レベルに強そうな骸骨兵を見てみんな唖然としている。

「どうぞこれからよろしくお願いいたします」




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