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日常生活には常に魔物がいます  作者: 煙草屋パイプ
6/7

弱点

ある朝起きた村木結の世界は魔物が徘徊し植物が自我を持って動きだす世界だった!

そして人間は自身の特技が強化されていた。

村木結、野上まど、沢滝遙、北村奏の4人で魔物の世界をなんとか生き延びます!

「終わった。」奏が呟いた。次の瞬間には私達はロバ男に包囲されていた。

遙とまどの目が死んでいるが、奏の目はまだいきいきと輝いている。

パン、パンバシイン!と音がした。見ると、遙とまどが銃を構えていた。そして奏は

サッカーボールを持っていた。だが、1匹も倒れていない。

今こそ最後の手段を使う時じゃないかと思い、火のスイッチを押す。

ボワアアアアアアアア と大音響がして、数匹のロバ男が消し飛んだ。

あれ?もしかしてロバ男って火に弱いの?ファイア!とばかりに連発する。

ブシュッ バシュッとロバ男が消し飛んでいく。

「さあ!パーティの始まりだ!」と弱点が分かってあきらかに喜んでいる奏が叫ぶ。

「景気付けのシャンパンだよ〜」と遙がペットボトルを投げる。

ペットボトル?と思って いたら、そのペットボトルは空中で爆発した。

「それ俺に貸してくれ。」と奏。奏はペットボトルを床に置き、連続で蹴り始めた。

バコンバコンバコン とロバ男がどんどん倒れていく。

もうほとんどロバ男は残っていない。残りはボスと数匹だけだった。

「終わらせようか。」とまどがペットボトル30本を取り出し、投げた。

ロバ男は消し飛んだ。だがボスは、バシッとペットボトルを払いのけた。

これにはみんな驚いた。ブオオオオオオオ とボスが吠えた。

ビリビリと床に亀裂が入り、窓ガラスが吹き飛ばされた。

普通のロバ男じゃない…と今更だが思った。

「多肉ドーム。」と遙が叫ぶ。多肉で出来たドームが出来上がる。

「さあ、出発!」猛スピードで走り始める多肉ドーム。

「クッ、俺はまだ!」とまだ戦いたがっている奏。

多肉から奏が飛び出た。「ちょっと奏!」と声を尽くして叫ぶが届かない。

バシッと音がしてボスロバの顔にボールが当たった。

ブオオオっとボスロバ男がジャンプした。このまま行くと踏み潰されると思い、

「ちょと!大丈夫なの!」「まあ見てなって」とニヤリと笑うまど。

その時、ズズズズと音がして、多肉が根を伸ばして空へと上がった。

確かにこうすればジャンプも届かないだろう。ちなみに奏も救出された。

「奏、死ぬかと思ったよ〜」とまど。「ごめん、なんか悔しくて。」

ちゃんと拠点を見つけた方がいいかもと私は思った。




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