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日常生活には常に魔物がいます  作者: 煙草屋パイプ
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特技強化

ある朝起きた村木結の世界は、魔物が徘徊し植物が自我を持って動き出す世界になっていた!

そして人間は自身の特技が強化されていた。

村木結、野上まど、沢滝遙、北村奏の4人が魔物の世界で生き延びる!

『特技強化を開始します』

どういうこと?と思っていると、都合よく追加説明がきた。

『あなたの特技が次元を超えたレベルで上手くなったということです』

村木結の特技は運動。特に走ることだった。

信じてはいないが確かめるため、ガチャリとドアを開けて外に出る。

走って見ると驚異的なスピードがでた。3秒ほどで50mを走れた。

これを友達に見せようと思い、知り合いの3人に電話をかける。

「神社まできてくれる?」と3人にかけた直後、画面が消えた。

ありゃ、どうしようかな〜 と結構呑気な事を考えていたら、

バクリ と電話が食べられた。背後でバリバリ電話を頬張っているのは、

雑草だった。ただし普通の雑草じゃない。巨大化して1mぐらいになっている。

これまた呑気な事だが、魔物だらけの世界になってる事を忘れてた。

雑草は根で走り出し、通行人の手や足を食いちぎり始めた。

あまりの出来事に呆然としてしまったが、雑草がこっちに向かってきたので

我に返って駆け出した。『特技強化』された村木に、雑草は追いつけなかった。

そのまま猛スピードで近くの神社まで行く。

走りながら吐き気がしてきた。実感が湧かなかったが、

この世界は本当に魔物の世界になってしまった。


気がつくと神社の鳥井まできていた。

「やあやあ久しぶり〜」「よう!」「元気だった?」

とニコニコしながら言う3人の背後には、大量の植物が迫っていた。

「みんな!」3人がゆっくりと振り向く……….


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