紅の章~二~
一の続きになります。
紅蓮が帰ったのは
深夜の2時過ぎだった・・・。
紅(あいつ・・・、俺の血で完成するって言ってたが・・・、
俺は普通の人間だし・・・、特別でもない・・・。
一体俺は何なんだ?
選ばれた人間って・・・。)
テ「紅蓮っっっ!!」バンッッッ
テオが扉を思いっきり蹴って入って来た
テ「紅蓮大丈夫?
まだどこか痛いとこはない?
俺のことわかるっっ?」
紅「うるせーーーーーっっっ!!」
テ「~~~っ!!」
紅「お前今何時だと思ってるんだ?この野郎・・・。」
テ「いや・・・!紅蓮が怪我して帰ってきたって言ってたから」
紅「だからって扉を蹴って入って来ることはねぇだろ・・・。」
テ「あははー、ごめんねー」
紅「お前絶対謝る気ねぇだろ」
テ「・・・、まぁ平気ならいいや^^」
紅「(コイツ話ずらしたな・・・)ってかそもそもそんなたいした怪我じゃねぇし」
テ「なんだぁ~、じゃあ仕事捨ててこなくてもよかったってことかぁ」
紅「ピク・・・お前・・・、仕事捨ててきたのか・・・。」
テ「えっ?そうだけど?」
紅「仕事・・・、捨ててきた・・・。」
テ「?紅蓮・・・、どうかしたの?」
紅「仕事捨てて・・・、来るんじゃねーッッッ!!」
テ「Σ(゜□゜;;;)」
紅「さっさと仕事終わらせてこーいッッッ!!」
テ「すいませーんッッ」バタンッッ!
テオはまた扉を思いっきり閉めて逃げて行った・・・。
紅「またアイツ思いっきり閉めやがって・・・。」
紅(でも・・・、まぁ俺のこと心配して来てくれたのは
感謝するべきだな・・・。)
紅蓮は優しい笑みを出しながら シャワールームに向かった・・・。
しかし・・・、
このときから歯車は大きく狂いだしたのは
誰もしらない・・・。
はい・・・、二が終わりました・・・。
行数が少ないのは気にしないでください