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第三十四話 学校生活

やりました!日常回です、、、が、少し短めです。

次回に続く系です、、、!

 ──窓から日の光が差し込み、窓を通して小鳥の囀りが聞こえる。

 雲は暗幕を垂らす訳でも無く、只々優雅に空を泳いでいる。

 そんな一コマから始まる今日。

 それが日常である。


 「んー!はぁ、さて、準備するか。」


 俺は学校へ行くため、制服に着替える。

 しっかりとハンガーにかけられている制服を外し、袖に腕を通す。

 昨日は帰ってきてからすぐに寝たが、やはり、あっちで過ごすと少し疲れるな。


 制服に着替え終わると、俺は朝食を摂る事無く家を出る。

 そうして、しばらく歩いた場所にあるコンビニに入り、おにぎりを二つ買う。

 俺は外で食べてから学校へ行っているのだ。

 そのため家でわざわざ用意して食さなくてもいいのだ。


 食べ終わればいつも通り普通に──


 「ふう、《高速移動》!!」


 ──スキルを使って学校へ向かう。


 周囲に人がいないことを確認すると、クラウチングスタートの体制になり、スキルを唱える。

 刹那の内に俺の姿は消え失せる。

 人の肉眼では認識出来ない程の速度。


 本来ならば、人の体がこのスピードで走り、この風圧を全身に浴びれば、空中で分解される事だろう。

 それ以前に、足が捥げる事だろう。


 だが、俺は特に何がある訳でも無く、ただ学校に向かって通学路を走る。

 時刻は8:04。

 本来こんな時間に家から学校に向かえば、歩いて行ける距離でない限り遅刻だろう。

 そこをスキルでカバーするのがいいのだ。

 スキルは、こんな平和な世界では護身用、もしくは遅刻回避の道具でしかないのだ。


 「──よし。ついた。」


 俺は学校、、、の手前にある朱梨()の生活する学生寮の近くを通る。

 そう、何故かというと、この時間にいつも朱梨が歩いているのだ。

 ああ、可愛いわが妹よ。


 ん?

 お、来た来た、、、って、オイゴラ!俺の妹に気安く振れてんじゃねぇー!!

 ほっぺらぷにとか、、、おい!周りの女子も止めてやれよ!!

 くうう!!!


 俺の呪怨を載せた視線が届いたのか近くにいた男子が身震いを起こす。

 そして、その身震いは段々と痙攣に近付いていく、、、いや、既に痙攣になっていた。

 え?

 もしかして、、、何かスキル発動してたり、、、?


 ──《ピピ──スキル《恐怖の魔眼》発動中です。》


 あー、、、。

 ごめんな。


 俺は屈んで姿を隠したまま後ろを向き、学校へと向かう事にした。


 うん。

 なんか、ほんとごめん。


 ──「ふうー。」


 教室に入り、席に着くと一先ず息をつく。

 窓際の席で外を眺める。

 まだ朝が始まったばかりであると言うにもかかわらず、既に暗がりはなく、澄んだ空が姿を表している。


 ──と、背中に声をかけられる。


 「光里君、おはよう。今日も早いわね。」


 声の主は、俺がこの学校に入学して初めて出来た友(?)、小鳥遊遊離だった。

 小鳥遊は、俺の元へやってくると言葉を続ける。


 「私より先に来ているなんて、早起きね。」

 「おはよ。俺は別に早起きって訳じゃないぞ?」

 「でも、早く来れる理由なんてそれ位しかないじゃない?」

 「まあ、確かにそうだな。」


 俺は小鳥遊の言葉に肯定しておくことにする。

 俺があっちに行っている事がバレてしまう可能性があるからだ。

 確かに、小鳥遊なら話しても良いと思っているが、未だ信用するには日が浅すぎる。

 もう少ししてからだな。


 「今日は体育ね。」

 「あー、そういえばそうだな。」


 体育、、、かなり嫌いだった授業だな。

 だが、今の体でならいけるはず、、、。


 「、、、まあ、やってみるか。」


 俺はそう言って、欠伸をするのだった。

次回!『第三十五話 体育』体操服スタンバイ!

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