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第三十二話 久しぶりですね無機質さん

 ──「、、、何それ!!?」


 森の中にトリセの籠った声が木霊する。

 籠っているのはその口を下方向に向けて頭を抱えて屈んでいるからだ。

 俺は何故そんな体制になっているのかという疑問を抱く。

 今の光景の所為だろうか?

 だが、レベルが低すぎるとああなってしまうのだ、しょうがない。


 「あー、どうしたんだ?」


 俺はこのままでは埒が明かないと思い、トリセに声をかける。

 すると、体を一度ビクリッと振るわせる。

 そうしてゆっくりと頭を上げて俺を見る。


 「どうしたって、、、それはこっちのセリフの様な気がするのですが、、、?」

 「なんでだ?」


 俺の事を何か不思議な物でも見るかのように首を傾げてそう言って来るトリセに、俺は同じ様に首を傾げる。

 そうすると、トリセはその瞳を半分程閉じて俺の事を呆れた様に見る。


 「なんでって、そんなの、今の光景を見てそれが普通だと思う人なんてまずいないと思うんですけど、、、。」


 今の光景という事はやはり、俺が倒した猛獣に対する物だろう。

 だが、別にこれと言ってな気もするが、、、。

 それは置いておこう。

 普通はこうなる事が無いという、世界の常識を教えてもらったのだ。

 感謝しよう。


 、、、アザマスッ!


 俺は内心でそう礼の言葉を叫ぶと、話を戻す。


 「まあ、とりあえず、今のが普通ではない事は分かった。それで、こいつを倒すだけでもこの依頼はOKなのか?」

 「とりあえずって、、、まあ、そうですけど、、、。」


 トリセは何か反論をしようとしたようだが、疲れたのか途中で俺の質問に対する答えを返してくれる。

 俺はそれを聞くと、今の光景を見て俺に飛び掛かろうか悩んでいた猛獣の方を向く。


 「お前らは魔物じゃなさそうだが、悪いな。──《破滅の死線》。」


 刹那、何か途轍もない脅威を感じた猛獣が俺に飛び掛かってくるが、それも虚しく俺の数センチ手前で灰になって風に流れていく。

 そこに残ったのは、その鋭い牙と爪だけだった。

 俺はそれを拾い上げると、全て《空間収納》の中へ放り込む。

 そして次の獲物に目を向ける。


 怯えている訳ではなさそうだが、俺の方を向いて固まったままの猛獣。

 俺は、そんな猛獣に近付いていく。

 この猛獣は相当プライドが高いのだな。

 こんな脅威を前にに出ようとしないとは。


 俺が近付くとその咢を全開にして俺に嚙みつこうとする猛獣。

 だが、俺はそれを避ける事無く食らう。

 当然、普通なら即死なのだろうが、俺には《物理攻撃絶対無効》があるため、そんな攻撃は効かない。

 俺は攻撃を食らった右足で、攻撃を仕掛けてきた猛獣を蹴り上げる。

 すると、高く宙を舞い、俺の足元にまた落下すると、既に猛獣は息絶えていた。


 「さて、残りは──五匹か。」


 俺は奥へと視線を巡らせる。

 そこには既に戦意が喪失したように、俺を睨む事すらも放棄し、泡を吹いて倒れている奴までいる。

 俺はそんな奴らを倒すことを心苦しく感じながら、《破滅の死線》を再度発動する。

 瞬間、睨んだ猛獣が全て灰に変わる。

 俺はそれを見届けると、久しぶりに頭に響く無機質な声を聴きながら自分のステータスを確認した。


 ――《ピピ――猛獣:ブラッド・ウルフを討伐しました。経験値を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――Lvが上がります。救世主:闇山 光里のLvが10100→10156に上がりました。》

 ――《ピピ――スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》により、討伐対象から上位スキルを入手します。》

 ――《ピピ――スキル、《魔力牙》《魔力爪》を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、『異世界人』スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》の複合効果により、討伐対象から追加経験値を入手します。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――追加経験値を得たことで、救世主:闇山 光里のLvが、10156→10205に上がりました。》


 ――《ピピ――猛獣:ブラッド・ウルフを討伐しました。経験値を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――Lvが上がります。救世主:闇山 光里のLvが10205→10250に上がりました。》

 ――《ピピ――スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》により、討伐対象から上位スキルを入手します。》

 ――《ピピ――スキル、《魔力牙》《魔力爪》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力牙》とスキル、《魔力牙》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力牙》とスキル、《魔力牙》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力斬》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力爪》とスキル、《魔力爪》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力爪》とスキル、《魔力爪》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力撃》を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、『異世界人』スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》の複合効果により、討伐対象から追加経験値を入手します。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――追加経験値を得たことで、救世主:闇山 光里のLvが、10250→10300に上がりました。》


 ――《ピピ――猛獣:ブラッド・ウルフを討伐しました。経験値を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――Lvが上がります。救世主:闇山 光里のLvが10300→10347に上がりました。》

 ――《ピピ――スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》により、討伐対象から上位スキルを入手します。》

 ――《ピピ――スキル、《魔力牙》《魔力爪》を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、『異世界人』スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》の複合効果により、討伐対象から追加経験値を入手します。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――追加経験値を得たことで、救世主:闇山 光里のLvが、10347→10396に上がりました。》


 ――《ピピ――猛獣:ブラッド・ウルフを討伐しました。経験値を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――Lvが上がります。救世主:闇山 光里のLvが10396→10443に上がりました。》

 ――《ピピ――スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》により、討伐対象から上位スキルを入手します。》

 ――《ピピ――スキル、《魔力牙》《魔力爪》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力牙》とスキル、《魔力牙》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力牙》とスキル、《魔力牙》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力斬》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力爪》とスキル、《魔力爪》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力爪》とスキル、《魔力爪》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力撃》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力斬》とスキル、《魔力斬》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力斬》とスキル、《魔力斬》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力絶》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力撃》とスキル、《魔力撃》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力撃》とスキル、《魔力撃》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力弾》を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、『異世界人』スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》の複合効果により、討伐対象から追加経験値を入手します。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――追加経験値を得たことで、救世主:闇山 光里のLvが、10443→10520に上がりました。》


 ――《ピピ――猛獣:ブラッド・ウルフを討伐しました。経験値を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――Lvが上がります。救世主:闇山 光里のLvが10520→10560に上がりました。》

 ――《ピピ――スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》により、討伐対象から上位スキルを入手します。》

 ――《ピピ――スキル、《魔力牙》《魔力爪》を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、『異世界人』スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》の複合効果により、討伐対象から追加経験値を入手します。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――追加経験値を得たことで、救世主:闇山 光里のLvが、10560→10600に上がりました。》


 

 ――《ピピ――猛獣:ブラッド・ウルフを討伐しました。経験値を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――Lvが上がります。救世主:闇山 光里のLvが10600→10632に上がりました。》

 ――《ピピ――スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》により、討伐対象から上位スキルを入手します。》

 ――《ピピ――スキル、《魔力牙》《魔力爪》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力牙》とスキル、《魔力牙》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力牙》とスキル、《魔力牙》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力斬》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力爪》とスキル、《魔力爪》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力爪》とスキル、《魔力爪》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力撃》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力斬》とスキル、《魔力斬》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力斬》とスキル、《魔力斬》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力絶》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力撃》とスキル、《魔力撃》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力撃》とスキル、《魔力撃》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力弾》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力絶》とスキル、《魔力絶》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力絶》とスキル、《魔力絶》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力断》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力弾》とスキル、《魔力弾》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力弾》とスキル、《魔力弾》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力猛》を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、『異世界人』スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》の複合効果により、討伐対象から追加経験値を入手します。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――追加経験値を得たことで、救世主:闇山 光里のLvが、10632→10687に上がりました。》


 ――《ピピ――猛獣:ブラッド・ウルフを討伐しました。経験値を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――Lvが上がります。救世主:闇山 光里のLvが10687→10700に上がりました。》

 ――《ピピ――スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》により、討伐対象から上位スキルを入手します。》

 ――《ピピ――スキル、《魔力牙》《魔力爪》を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、『異世界人』スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》の複合効果により、討伐対象から追加経験値を入手します。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――追加経験値を得たことで、救世主:闇山 光里のLvが、10700→10769に上がりました。》


 ――《ピピ――猛獣:ブラッド・ウルフを討伐しました。経験値を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――Lvが上がります。救世主:闇山 光里のLvが10769→10799に上がりました。》

 ――《ピピ――スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》により、討伐対象から上位スキルを入手します。》

 ――《ピピ――スキル、《魔力牙》《魔力爪》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力牙》とスキル、《魔力牙》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力牙》とスキル、《魔力牙》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──固有スキル、《魔力斬》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力爪》とスキル、《魔力爪》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力爪》とスキル、《魔力爪》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──固有スキル、《魔力撃》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力斬》とスキル、《魔力斬》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力斬》とスキル、《魔力斬》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──固有スキル、《魔力絶》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力撃》とスキル、《魔力撃》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力撃》とスキル、《魔力撃》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──固有スキル、《魔力弾》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力絶》とスキル、《魔力絶》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力絶》とスキル、《魔力絶》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──固有スキル、《魔力断》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力弾》とスキル、《魔力弾》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力弾》とスキル、《魔力弾》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──固有スキル、《魔力猛》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力断》とスキル、《魔力断》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力断》とスキル、《魔力断》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──固有スキル、《魔力断罪》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力猛》とスキル、《魔力猛》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔力猛》とスキル、《魔力猛》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──固有スキル、《魔力猛撃》を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、『異世界人』スキル、《貪食之皇(ボラシティー)》の複合効果により、討伐対象から追加経験値を入手します。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――追加経験値を得たことで、救世主:闇山 光里のLvが、10799→10869に上がりました。》


 うおー、、、なっが。

 俺は無機質な声がLvアップの完了を示すと、ステータスに視線を落とす。


 名:闇山 光里

 種族:人間

 職業:救世主

 Lv:10869‐

 MP:10007966359/10007966359-

 HP:150007000567/150007000567-

 身体速度:1005004405‐

 反射速度:10000067852‐

 魔法耐性:――

 物理耐性:――

 スキル:《破壊の鉄槌》《栄光の聖光》《ステータス》《空間収納》《隠蔽》《隠密》《叡智の神眼》《並列思考》《思考加速》《極限神越》《異世界の扉》《敵意感知》《存在感》《言語理解》《夜行視野》《起死回生》《高速再生》《短縮転移》《蜃気楼》《高速移動》《覇王の威厳》《化煙》《吸収》《威圧》《夢吸》《盗聴》《望見》《魔力操作》《狙撃》《結界魔法》《光学迷彩》《魔法破壊》《魔力探知》《筋力増加》《鋭撃》《石化の死線》《光速移動》《操糸》《鋭気》《爆裂魔球》《ハンマー・ブロー》《ショットガン・ブロー》《マシンガン・ショット》《破滅の死線》《極滅の趨勢》《ペテン》

 固有スキル:《攻撃無効》《無限攻撃》《盾王の覇気》《魔法遮断》《完全変化》《擬態》《恐怖の呼び声》《浮遊》《呪詛の吐息》《破響》《全吸収》《狂気の咆哮》《死壊の破音》《恐怖の魔眼》《貪食之皇》《終焉の咆哮》《魔法攻撃絶対無効》《物理攻撃絶対無効》《魔力断罪》《魔力猛撃》

 称号:『異世界人』『救世主』『孤独の超越者』『時空を超えるもの』『世界を救うもの』『吸取る者』『強欲之皇』『傲慢之皇』『捕食者』『喰らう者』『貪欲なる者』『殲滅者』『蹂躙者』『ペテン師』


 ふむ、今までの成長に比べると微妙に感じるが、本来はこんなものなのか?

 まあいい。

 今ので集まった牙と爪を持っていけば俺はそれでいい。

 俺はトリセの方を見る。

 するとトリセは呆れた様に俺を見た後、「帰りましょう。」と一言。

 俺はその提案に素直に従いギルドへ戻る事にした。


 ──ギルドへ戻ってきた俺達は、何処も列で埋められた受付カウンターへと向かった。

 俺達は19番目だ。

 俺がそこに並ぶと、前に、さっき見た顔があったので、声をかけてみた。


 「、、、ミサ?」

 「ん?あ、ミツリ君じゃん!君も依頼をさっそく受けたの?」


 俺の方を見るとそう明るく返してくれるのは、さっきの試験の時にお世話になった(?)ミサだった。


 「ああ。持って事はミサもなのか?」

 「うん!いやー今日はすごい収穫だったよー!ミツリ君の方は?」

 「まあ、俺もぼちぼちかな?」

 「そっか!あ、私の番だ、じゃあ、また!」

 「ああ。」


 そう言いながらカウンターへ向かったミサ。

 そうして、ミサの後は俺という事だ。

 本当に大収穫だったようで、結構時間がかかっている。

 だが、待つこと十分ほど、俺達の番が回っていく。


 俺はカウンターの前まで来ると、《空間収納》から牙と爪を出し、トリセから手渡された依頼書を一緒に出す。


 「この依頼で、『ブラッド・ウルフ』を八匹倒したんですけど、、、。」

 「はい、ブラッド・ウルフですね、、、は?」


 そうして、受付にいたお姉さんの素っ頓狂な声が周囲に響いたのだった。

無機質さんの久々の出演との事で張り切ってレベルアップ表記を入れたのですが、、、今回のレベルアップ表記は連続し過ぎて少しゲシュタルト崩壊を起こしかけました(笑)。

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