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ポニテは正義!と叫んだら、童貞ライフにピリオドが打たれた

ポニーテールは正義!と叫んだら

幼馴染の妹が彼女に立候補してきた


お昼休み。

中3の俺らは学校の中庭のベンチで

だらだらと空を眺めながらこんな会話をしてた。


「何年になる?」

「何が?」

「おまえの彼女いない歴だよ?」

「えーと、今、15歳だから、

15年だな...」

「ふっ...!」

さもおかしいと言わんばかりに親友のユーマが

鼻で笑った。

「お前は?じゃあお前はどーなんだよ?」

「俺もだ」


なんだよ。

同じじゃねーかよ。


「あーあ。

彼女ほしーなぁ。

飛び切り可愛い女の子がいいな。

歳上でも歳下でもいいからさ」


ユーマはそう呟いた。


理想が高いよな、ユーマの奴は。


「おまえは?お前はどんな彼女がほしい?」


「ポニーテールの似合う女!!

ポニテ女はかわいくて反則だと思う!」


立ち上がり、そう宣言すると。


どこからともなく、


「はーい!」



の声が聞こえた。


やたらときれいなソプラノの声だった。

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