ハンティング
終 ハンティング
作れないのなら、出来上がったものを手に入れる他ない。
そう考えた僕は、近くの子供達に協力を仰ぐことにした。事情を説明し、僕たちの子供になってくれるように頼んだ。しかしみんな嫌がる、泣き出す、などの否定的な反応を見せた。
家に返して通報されてはかなわないので、彼らは隠すことにした。
床には子供達のものがたくさん散らばっている。捨てるか売るかすれば片付くのだろうが、1つ1つに思い入れがある。
少し気の強い女の子が持っていた赤いランドセル。この前蹴っちゃったときは痛かったなぁ。
おどおどした男の子が持っていた防犯ブザー。鳴らされたときは焦ったけど、悪戯だと思ってみんな出てこなかったのは助かったな…。
次はどんな子にしよう。彼女に似ている子を探してみようかな。あ、そういえばノコギリもそろそろダメになったんだった。僕は包丁やノコギリにはこだわりがあるので、きちんと選ばないと。
色々考えながら僕は帽子を深くかぶり、大きなマスクをして部屋のドアを開けた。
ハンティング 完
この結末が一番に思い付き、それに肉付けするような感じで書いてみました、いかがだったでしょうか?
よろしければ感想、アドバイスなどよろしくおねがいします!
読んでいただきありがとうございました。