古典技法でテンペラ画を模写しなさい。
どうも、廃人、非生産的社会のクズです。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
昨日の夜、帰宅してお風呂を沸かすまでは良かった。いざお風呂に入ろうとしたら、電気がぶっ壊れていて、暗闇の中手探りで入浴する運びとなった。
寝たら普通は疲れ取れるのにまったく取れない石化した身体で目覚める。朝から死にたい。無理矢理身体を起こす。ゆで卵を茹でて剥く気力がない。お弁当箱にチョコレートだけを詰めてプロテインをシェイクした。いざ、学校へ。
WiFiを接続。授業開始1時間も前に学校着く私、真面目・・・。冷蔵庫から絵の具と展色材を出して、レッツお絵描きタイム。
お絵描きしていたらチャイムが鳴った。引き続きお絵描きである。何?私が選んだ絵だけ今日中に背景仕上げろだと?はーい、わかりました。いでよ、ウルトラマリン、バーントアンバー。まずは絵の具作りである。絵の具を作ったらウルトラマリンとバーントアンバーを混ぜ混ぜ。出来た。多分、背景色の黒。うひょ~、よっしゃ。いざ、ハッチング描画法。サササササササっ!ふふ。楽しい。下地層塗り忘れていて助手に注意された。チッ。急遽、ローシェンナの絵の具をししいて、鉛筆で少しあたりを部分的に付けなおす。レッツお絵描き。ぐふふ。調子こいてお絵描きを次に次に進めていたら、教授から入る指摘・・・ふ・・・。
美大生の言う「好きです」という突然の告白を間に受けけてはならない。なぜなら、ただ、「好きです」と言うのはあなたの描いた絵が、好きですが省略されているからだ。だから、美大生から言われる「好きです」は、単に絵が好きということなのだ。「どの絵ですか?」と、聞き返すのが正解である。 あの人好きという会話にも気を付けなければならない。あの人のどの絵が好きか具体的に伝えなければならないからだ。
美大生が美大生に告白する時のセリフは、「作品ではなく、あなたの人間性が好きです」と言わなければ美大生カップルは誕生しない。
そんな事を考えながら描きすすめるお絵描き。
目の前せっかち女子と目が合った。
せっかち女子「全然模写になりません」
私「私もです」
二人(失笑)
行き詰まった。同じ絵を模写している他の学生の絵を見に行く。ふ・・・みんな上手い。
待ちに待った昼休み。
しほに会いに世界堂へ。たくさん喋った。
授業が始まった。午後のお絵描きタイムである。広報担当カメラマンが教室に入ってきた。何かに写真を使うらしい。カメラマンに、「あー、お久しぶりでーす!」と話しかけたが最後、パシャパシャ写真を撮られてしまった。
バーミリオンでひたすらハッチング。シュッシュッシュススススス。描いている絵画の彩度を一気に上げていく行為である。ここの工程、楽しいぐへへ。その後クリムソンレーキでバーミリオンを覆い隠す。
楽しい時間は一瞬で楽しかった時間がどんどん苦痛に変化していく。
もう、お絵描きやめたい。
お絵描きやめたい。
お絵描きなんて嫌いだ。
もう死にたい。
廃人がもっとくっきりと形どって究極廃人になる。死にたい。帰る気力なんてもうない。明日学校来たくない。