人物(ヌード)を油彩で着彩しなさい。
昨日は夜ドタバタだった。帰宅してお風呂沸かしてタイマーかけてインコ寝かして洗濯機回して絵を作業台に設定した。もちろんお茶以外の飲み物以外摂取する時間はなかった。B2ケント紙クレヨン画を18:24にスタートして描いた。4B鉛筆で記憶と妄想だけを頼りに人物画のクロッキーをする。あああああああああああ・・・絵が一回り小さくなったああああ。
鉛筆画セット学校に忘れてきたああああ・・・消しゴムがないいい。ひいいい。仕方ない。形気にせず大きく取ろう。気持ち大きめに人物を画面に置くのだ。
ああああああああああ人物の手の長さがあり得ないテナガザルみたいになった・・・。もういい。セザンヌ風と言うことでそのままクレヨン塗ってやる。脳内で勝手に組み立てられる男性ヌード。モデル?そんなのはいない。ふへへ。20:30頃、何とかエスキースを完成させたので、暗い外でクレヨンコートをかける。途中で切れたのでもう1本新しいクレヨンコートを開封し、ふんだんに噴射した。買い物リストにクレヨンコート追加と。さぁ、明日持っていく油絵の具セットの準備である。手を洗い洗濯物を干した。そのままお風呂にザブン。そして夢の中へ。人との連絡もする気力が、辛く感じた。
朝4時起床。寝るのが少しいつもより遅かったのと夜中何度も目覚めた為、睡眠不足である。昨日食事する時間なくて0.5食にしたから朝からお腹が空いている。もちろん今日もご飯はお昼に0.5食のお弁当を食べる予定だ。ゆで卵を茹でる。お弁当箱にさっき収穫したミニトマトとゆで卵2個とチョコレートを詰めた。プロテインも持った。水筒も持った。準備はオッケー。重い油絵の具セットを持って家を出た。かなりはやめにバス停に並ぶのだが、荷物が多いのでお仲間が先に並んでいる。F15号キャンバスバッグを見て、少し小さいななんて感じた。私はもうこっちの世界から戻れないかもしれない。バスの待ち時間にはやすぎる早弁をした。お弁当箱からチョコレート2個出してポリポリ。一番前の運転席の後ろの私の席ゲットおおお。ふふ、私の時代到来なのだ。ミュージックをCoccoに変更。この暗さ、最高。ぐふ。にひひ。眼精疲労がやばいのでバスの中では目を閉じたり開けたりしていた。目をつぶっていたら、お腹の中に胎児を誕生させて、透視図法で抽象画を描こうとか、イメージがめっちゃ浮かんでくるのに描くものがない・・・。イメージめっちゃ浮かぶ。はやくクロッキーノートに描かなければ。脳内イメージが消えぬうちに。学校ついたのでアトリエに一直線に向かう。アトリエ一番乗り!!電気をつける。クロッキー帳と鉛筆画セットを開く。イーゼルと椅子をセットした。いでよ、クロッキー帳、4B鉛筆。ぐひひ。クロッキー帳に本画のイメージを描く。まだ朝8時。
さあ、油絵の時間である。いでよ、木製パレットに、キナクリドンオペラ、ローズマダー、コバルトターコイズ、ホリゾンブルー、パーマネントグリーンライト、コバルトブルーヒュー、コバルトバイオレット、パーマネントオレンジ、パーマネントイエローライト。ぐひ、ぐひひ。速乾メディウムを1:1でペインティングナイフで混ぜ混ぜ。鉛筆下描きはしない。そのまま筆で形どるのだ。ぐふ、ぐふふ。いでよテレピン。筆でF30号キャンバスに昨日まで見ていたおっぱい大きい方の女の人のお腹に胎児を描き、一層目を塗り終えた。1時間で一層目を塗り終えてしまった。続きはどうしようかな・・・。とりあえず一度筆洗オイル缶コーナーで筆を洗う。アトリエ中漂う油絵のテレピンの匂い。子供を妊娠させたことによって、この女性を無性に殺したくなってきた。首吊りロープ描く?それとも包丁で刺す?教授に相談しよう。
私「先生、母親は殺さなければなりません。首吊りと他の外的要因、どちらで殺した方がいいですか」
教授「何で母親は殺さなければならないの?」
私「お腹に子供を宿してしまったからです。」
教授「何でお腹に子供がいると殺さなければならないの?」
私「子供は生まれてきてはいけない存在だからです。」
教授「何でそう思うの?」
私「私が生まれてきてはいけない存在だからです」
教授「わかりました。どうやって鈴川さんは絵の中で母親を殺したいですか?」
私「首吊りが映えるというのはわかりますが、やっぱり首吊りは自殺方法として、一番楽なので苦しめて殺したいです。先生、どうすればいいですか?」
教授「具体的にそれら何かしら外的要因を描いてしまうと、例えば道路標識のように、見る側の想像力を掻き立てない絵画になってしまうと思います。鈴川さんのその気持ちを筆や絵の具や色に込めることによって気持ちの部分というのは人に伝わったり伝わらなかったりします。色や筆のタッチでその気持ちを込めて描いてみてはいかがでしょうか?」
私「はい、わかりました。そうします。ありがとうございます」
アトリエ抜け出してセブンイレブンにやってきた。にひひ。授業中コンビニ来るとかやっぱり私って不良〜っ。メルペイの支払いをした。アールグレイティー1リットルを買った。ぐひひ。無駄に世界堂に来た。世界堂を散歩してアトリエに戻った。さてと、制作である。
行き詰まった。教授に質問する。
私「先生、胎児の光ってどの位置ですか?今描いている感じでいいですか?」
教授「胎児に光はあたらないので、サーモグラフィーとか後はエコーとかで温度で映し出されるので。」
私「じゃあ、仮に光が当たってることにしたらどの部分が暗く見えますか?」
教授「光は当たらないのでわからないです」
私「・・・右のスペースどうしましょう先生」
教授「右のスペースは広いですか?狭い空間ですか?」
私「わからないです」
教授「どんどん色を塗り重ねて偶然性の中から形を描いたりしていきますか?」
私「うーん」
教授「どうしたいですか?」
私「そこには無を描きたいです」
教授「無は広いですか?狭いですか?」
私「・・・思考停止」
ふ・・・お昼休みなのである。お昼ご飯を食べるのだ。ゆで卵2個とミニトマトとチョコレートとプロテインを流し込んだ。
お昼ご飯を食べていたら、右隣ちんぽバカ男子のところに女の人の心を持った男子が来た。ふ・・・ちんぽバカ男子、女心もて遊ぶのは得意なのになぜ好かれている事に気が付かないのだ・・・。その男子はお前のこと好きだぞ!気が付くのだ。ま、教えないけど。ふ。課題提出へと建物を移動。課題を無事提出したので、世界堂へ向かう。世界堂の店員さんにローズマダーの半透明か不透明色を下さいと言った。店員さん困らせてしまった。今日は喫煙所に来れた。ニコチンチャージをする。絵本実習の時に前の席に座っていた男子が私のオアシス、定位置の隣に座って話しかけてきた。
男子「この後、バーで働くんですよ」
私「へー、そうなんですね」
男子「死にます」
私「へー、そうなんですね」
男子「LINE交換しません?」
私「LINEやってないので」
男子「インスタ交換しません?」
私「インスタとかSNSやってないので」
男子「マジ彫刻終わらない」
私「へー、そうなんですね」
しばらくダルいやり取りが続く。とっととアトリエ戻ろう。アトリエに戻った。まだお昼休みだけれど、制作するかな・・・ふ。乳首にバイオレットの絵の具を重ねる。とか制作を始めたら、右隣のちんぽバカ男子のもとにまた、新たなる赤髪の彼女が訪ねてきた。へっ。どこまでもお前はちんぽバカだ。私は私だ。制作に集中するのだ。16時過ぎ頃、アトリエにS教授が遊びに来た。S先生に懐いている私は、テンション上がった。その後、今の科目担当教授を質問責めにしながら制作をした。どうやら先生は、私がアトリエの床で寝そべると私のところに来る傾向が分かってきた。バス座れた。ひゃっのーーーう。