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2025/07/29人物(ヌード)を描きなさい

昨日の夜はフィキサチーフとクレヨンコートを画材バッグに入れ、多分準備は整った。インスタグラムを開いたらバイクの前方スピードメーター近くに止まっているインコが、飼い主の指示に従い思いっきり飛ぶ光景見て、何て美しいのだろうと思って涙をそっと流した。鳥は本来鳥かごではなく飛ぶ生き物であるはずなのだ。こんな飼い方する飼い主凄い。戻って来るインコとの種別を越えた信頼関係も凄い。そこには芸術があった。夜21時就寝、23時起床。あれ?2時間しか眠れてない。ありとあらゆる工夫をしてみるが、結果的に空が明るくなってしまった。やれやれだぜ。生活の中で一番苦手なことは睡眠不足である。今日の幕開けは幸先よろしくない。


今日から学校で人物のヌードを描くから緊張し過ぎているのか?いやいや、私はそんなナイーブな人間ではない。肝心なヌードモデルの性別は学校に行ってみるまで分からないというミステリーである。何事も席取りが肝心だ。席を遠慮すると、せっかくの裸体の後ろ姿の席しかとれなかった経験があるからだ。今回はモデルが男性にせよ女性にせよ、正面の席を確保出来たらいいなぁと思う。でももし男性モデルだったら、目の前にちんちんがあったらそれはそれで目のやり場に困る気がする。まあ、2分あればお絵描きモードになるから慣れるよね。女性モデルだった場合、鼻の下伸ばす時間なんてのは最初の2分だけなのである。後は余裕なんてなくなるのだから。女性モデルならふくよかで三段腹くらいでおっぱい大きな人がいいなぁ。ガリガリペチャパイは描き甲斐がない。まだ朝の準備もしていないのに繰り広げられる私の妄想。朝から性癖満載である。思想・良心の自由なのだ。ヌードを描くのは表現の自由・・・なのか?日本の最高法規憲法に保障されている、ふふ。


午前6時。そろそろ準備をしなくては。ゆで卵を1つゆでる。インコを起こす。ニチニチソウと食べるための植物に水をあげる。ミニトマトを収穫。よし。ゆで卵とミニトマトとチョコレートをお弁当箱に詰め詰め。プロテインと水筒の準備。持ち物をもう一度確認。よし、多分大丈夫なのだ。

服はもちろん着替えない。勝負服だ。

※勝負服とは、ジャージに、Tシャツ、作業着、クロックスや、サンダルというゴールデンダサダサ服のことを言う。


大荷物を階段から降ろす。あれ?デジャブ?画材持ち運べる用のキャリーケースの出番なのである。もちろん駅のホームまでは階段はつかわない。エレベーター一択である。お年寄りに「暑いのに荷物大変だね〜」とか言われて心配される始末・・・ふ。

エレベーターからエレベーターでも息が上がる移動である。バス停に同じような荷物持つ女性を発見。こんな朝早くからバスに乗ろうなんてやる気満々だなぁとか感心する。目が合ったのでニコッ、会釈。バスの待ち時間暇なのでミュージックスタート!人間椅子の無情のスキャット。うっひょー。やはり時代はメタルである。

一番前の席をゲットおおお。私の時代到来。ぐひひ。


学校ついたのでとりあえずWiFiを繋ぐ。

モデルは2人らしい。当日に言うな。だから男なの?女なの?

アトリエに行く。

モデルさん2人入ってきた。薄い薄い下着着用していない服を一瞬で脱いでポーズをキメる。プロというのはこういう人たちのためにある言葉だと思った。両方とも女か・・・チッ。

2人描くなら1人は男の裸描いてみたかった。ふ。

片方の人おっぱい大きかったのでぐへへへとか下心丸出しにする時間は20秒くらい。後はクロッキーブックと鉛筆という無の境地である。ひたすらお絵描きターイム。ぐひひ。

モデルさんは定期的に休憩タイムに入る。その時間は鉛筆削る時間である。描く側に休憩はない。


あっという間にお昼ご飯の時間。プロテイン、チョコ、ゆで卵、ミニトマトを口の中でミックス。


アトリエのエアコンが壊れていて早速移動になる。


昼休み、昔半日だけ友達になったことがある、しほと少しだけ会話をした。雪舟のDVD返却へと図書館へ。返却して長谷川等伯のDVDをかりた。

アトリエに戻り、イーゼルとカルトンのセッティングをする。


ひたすら今日はほぼ鉛筆でお絵描きした。楽しかった。明日に続く。

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