2025/07/24
壊れた冷蔵庫を一段、一段と階段の下までおろし、車に無理矢理ねじ込んで、郵便局へやって来た。冷蔵庫から出ている謎の液体で手がベトベトする。油絵の具とはまた違う感触である。途中郵便局に寄って、郵便局で冷蔵庫を処分するための家電リサイクル券3740円を購入し、リサイクル業者へと車を走らせる。リサイクル業者に冷蔵庫を置いて、引換券を受け取った。一段落である。
その後何件か仕事をこなし、その移動中に学校図書館で借りた本、絵が売れないことを誇りに思え!/佐々木豊/芸術新聞社を読む。そこに衝撃的な画家同士の言葉が記されていた。売れる絵なんて簡単だ。100号の内容を8号に描けばいいという言葉。
ふ・・・大学卒業するまで厳しそうだぜ。他にも、上手に描くな、下手でいい。悲しいことに画家は描くほどに上手くなっていく。洗練される。そしていつしか頭ではなく手で発想してしまう。大切な個別性や、いきいきした感じが失われていく。このことに気が付いた最初の画家がピカソだったと。文章に共感しまくる。私、物凄い下手くそなのに一丁前に共感。でも、上手くなりたい。てな感じで半分くらい読んだ。
帰ったらお絵描きである。