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2025/07/14

昨日は激辛担々麺を食べてくだした。賞味期限が10年過ぎているものは食べない方がいいことを学んだ。

生まれ変わったらフンコロガシか川の中にある藻になりたい。なぜフンコロガシかって?

昆虫の中で一番偉いのはフンコロガシであるからだ。勿論私の独断である。古代エジプトではフンコロガシは神の遣いとされ崇められていた。スカラベといって、太陽神ケペルの化身で、創造、再生、復活の象徴である。それに破壊が入ればシバ神なのにちょっと惜しい。



朝は4時に起床出来なかった。眠くて眠くて盛大に寝坊した。昨日の夜焼いたクッキーを頬張る。美味しい。リバウンド街道まっしぐらだから明日からは食べないで生きよう。

ああ・・・どうしよう。凄いお絵描きしたくない。あれ?先月もあったこの感覚。すずの反抗期はPMSの時に現れるのかもしれない。その後、堀江貴文さんの会社和牛マフィアが出しているソルト&ビネガーというお菓子をポリポリ、暴君ハバネロをポリポリ。F15号の描きなおし本画を見る。明日から学校で版画の実習が始まる。実習が始まったら創作している時間はない。今のうちにやらなければならない。やばい。やりたくない。

学校のサイトにログインした。明日から実習。集合場所はと・・・あ・・・れ?あれ?あれれ??

そうだ!このコマ、抽選落ちしてるんだった。え、何実習ない?一筋の光と希望が見えてきた。もしかしたら課題が間に合うかもしれない。


お昼は精神病院へ来た。じゅうぶん人とかかわりが人より少ない気がするが、それでももっと人とかかわり合いを経ちたい。完全なる孤独で誰とも関わることなくひっそりと山の中とかで生きて、生命を終わらせたい。私は生まれてきてからずっと孤独で、孤独に慣れすぎていて、人間との関わりが下手くそなのだ。そもそもほとんど関わってないけれど。日本は精神病院に抵抗感があり過ぎる国民性だ。ちょっと辛いときに、助けて、ドクター、へーいみたいなノリでかかると自殺率とかもっと減ると思うのだ。アメリカなんて、精神病院通院率確か2人に1人とかじゃなかったっけか。少し辛いと思ったらガンガン精神病院を利用すべきだと思うのだ。悩みなんて、ほとんどが親しいと錯覚している人に話しても解決しないのだから、精神病院に相談に行くのがはやい。


ドクター「どうなさいました?」

私「今日は朝から眠くて、起きてるのが辛いです」

ドクター「そうですか体調は?」

私「自己破滅的思考に陥りがちです」

ドクター「端的に言うと?」

私「もともと人とのかかわり合いが少ないのですが、もっと少なくして連絡全て断ち切り、この世から隔絶したくなるのです」

ドクター「前にその症状があらわれたのはいつ?」

私「多分今と同じく生理前の時期だったと思います」

ドクター「そうか。じゃあ、生理前に効く漢方薬出しておくね」

ドクター「絵は描いていますか?」

私「はい、絵しか描いてないです。」

ドクター「だいたいどれくらいの時間描いていますか」

私「13時間くらいですかね」

ドクター「それは前頭葉の一部分のブレーキが壊れてまるね、いい感じに」

私「ですよね」

ドクター、私爆笑

ドクター「絵を描いていてランナーズハイみたいになる瞬間ある?」

私「あります」

ドクター「はあ、僕たちみたいな人種ってオタク気質だね」

私「そうなんですかね・・・オタク気質は認めます。」

私「精神性がまともである方だけが作品を作るわけでもないですし」

ドクター「と言うと?」

私「ゴッホやムンクとかも入院歴ありますし。」

ドクター「確かに。絵を描いてる途中に発狂する人とかもたくさんいそう」

私「そう思います。」

ドクター「発狂しない程度に頑張ってね」

私「息抜きって何処からどこまでが息抜きですか?」

ドクター「それは?」

私「例えば息抜きは、学校から借りてきたDVD見たり、学校で画家のDVD見たり、後は色彩学のレポートを色鉛筆で書いて読み辛くしたりすることとかですかね」

ドクター「病んでるね〜」

私「そうですか?じゃあ、もし先生が私の立場だったら息抜きは何しますか?」

ドクター「何もせずにタバコ吸うとかかな」

私「そうすると人生とは何かとか考えてしまいませんか」

ドクター「うーん、難しい。絵といえばさ、絵だけを見てもパーソナリティー障害ある画家とかすぐ分かるし」

私「あー!パーソナリティ障害とは違うけれど、統合失調症だとムンクとか」

ドクター「そうそう。やっぱりネジ外れてないと出来ないと思うと、やっぱり向いてるんじゃないの?ジミー大西だってもともとネジ外れまくってるし」

私「ジミーさんはネジがそもそもないと思います」

私「てか、何言ってるんですか」

ドクター、私、爆笑

ドクター「東京藝大出身の大西さんとかもネジ外れてるよね」

私「そうですね、彼は別格ですね。何と言っても天才ホームレスですし」

ドクター「やっぱり私たちみたいな人種はオタク気質だと思うんだ」

私「・・・」


そんなこんなで良く分からない診察を終えて処方箋へ来た。処方箋では漢方を出してもらって受け取った。ふふ。PMSが少しでもこれで楽になるといいな。


さてと、お絵描きの時間。ぐふふ。

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