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すずのお絵描き日記  作者: 鈴川愛夏
2026年2月
241/307

三重から愛知へ。

朝起きる。鎮痛剤が切れていて動けない。全身石化して動けないまるで石像か石膏か彫刻作品の気持ちである。無理矢理動く。伊勢の田んぼのど真ん中から、モーニング文化が根付いている土地のモーニングを堪能すべしと雨の畦道を出発。

珈琲屋らんぷ伊勢店へ。かまえが超高級感を醸し出している。店内は分煙システムで、灰皿が普通にある席と禁煙席がある。これは令和の今の世に珍しい。

モーニングを注文したら、驚くほど安くて美味しかったので、サンドイッチとチーズケーキを追加注文。

サンドイッチもこんがり焦げているパン部分が美味しい。チーズケーキが来たので頬張ってみた。ん?

チーズケーキが甘くないぞ?謎に思って二口目を食べる。マスカルポーネチーズをそのままあまり砂糖入れずケーキ風にした創作料理だ。不思議な気分のままたいらげた。

駐車場でナビを設定し、レッツ鳥羽水族館!

水族館横の漁港に車を停めて水族館へ。ラッコ・ジュゴン・アシカ・セイウチ・ペリカン・フラミンゴ・カピバラとか大御所から変な生物たち、ラッコ、イロワケイルカとこんな豪華メンバーの水族館ははじめてである。

生物って不思議だなぁ。人間がそれを一生懸命解明している訳だ。それで水族館とか動物園が出来るのか〜。研究者たちの手によって。

てか、ジュゴンはフィリピンに生息していることが分かったからフィリピンなら近いし今度フィリピンでダイビングして野性のジュゴンたちと戯れたいな〜とか思う。


昨日美術館休みだったから仕方なく暇つぶしに購入した水族館がすっかり楽しい。

この水族館、日本一凄いでしょ・・・でかいし、種類豊富だし

なんならシカゴの水族館より凄い。

淡水コーナーではミシシッピワニ、カエルに、カメコーナーには水と関係ないスナドリネコとかまで。

グリーンイグアナからまさかのフクロウやコバタンまで観察出来る。

ジャングルコーナーでカピバラと再開。やっほー!さっきあなたの友達は野外スペースで温泉入ってたよとか思いながら写真をパシャパシャ。

デンキウナギ、ピラニア、アフリカマナティー!!!


ピラルクちゃーーーん!!パシャリ。


日本の海コーナーが知ってる魚だらけで面白い。釣ったことある魚たち。それからスナメリちゃん。


コーラルリーフダイビングコーナーは、普通にダイビングしていたら見る風景で、ふーんって感じ。


マロンという学名の青いザリガニをパシャリ。


古代の海コーナーでは珍しいお魚を拝む。サメのような形をしたシロワニ、キャビアのチョウザメ(淡水魚)等。


骨格・標本コーナーを歩き、水族館を周り終わったので、水族館との別れを惜しみつつ港に停めた車に戻り、ナビを設定。次の目的地は伊勢うどんのお店ダイセンである。


伊勢うどんの店が近づくたび嫌な予感が的中する。伊勢うどんのお店は伊勢神宮参拝客の参道、こてこての観光地にあり、駐車場はない。今更伊勢神宮みたいなしょぼいものに興味ないし、行ったことあるので、伊勢神宮を後にし、少し人が少なくなった適当な伊勢うどんという表記のあるつきよみ食堂で伊勢うどん定食を注文。


伊勢っ子店主の伊勢うどんの伊勢っ子的食べ方指南を熟読。

とろけそうなコシも何もないうどん的なうどんではない何かに七味唐辛子をかけて、まずは謎のふわふわ麺を食べて、次にその麺をお米と一緒に食べる。お米とうどんを一緒に食べるのははじめてだ。味は置いておいて、アトラクションとして面白かった。


スーパーぎゅーとらでカドヤの伊勢海老せんべいを購入。頬張りながら三重県立美術館を目指す。道すがらあらわれる看板が個性豊か。

看板お店の名前がツッコミどころ満載。パン、みみとか、ペットサロンわん、ぴーすだとか挙句の果てにはカラオケジャパンレンタカーとか言う何屋なのか分からないお店たちを見ながら通る田舎の国道。


田舎過ぎて飽きてきたところで、回転焼肉一升びんというお店の看板を見てまた心の中でツッコミを入れる。なんやねん、回転焼肉って・・・。回転さすなよ。


またひたすら続く田舎道。三重県出身の芸能人について考える。東京リーガルマインドの柴田孝之先生しか出てこない。


三重県立美術館では、企画展で大好きなルオーとシャガールの作品が見れて良かった。敷地広く、建物おしゃれで入館料学生800円と、高い割に対したことなかった。常設展のゴヤの作品は先日富士美術館で見た版画作品ばかりだった。

ミュージアムショップへ行ったら、一分でミュージアムショップが閉館したから何も見れなかった。


16時過ぎ、美術館駐車場で宿を探す。四日市まで戻るか愛知県まで一気に行くか悩む。

とりあえず名古屋市南区の安宿ゲットだぜ。


小児科の看板に、低身長相談とか書いてあるし、カフェの看板には、一日中モーニング、味噌汁モーニングとか書いてあってめちゃくちゃ想像力が働く。


四日市港の看板見て、四日市港近くで夕食を食べようと思い立つ。

日が沈む前に雨がやみ、四日市のコンビナート地帯で巻き込まれた渋滞で見たコンビナートにかかる薄桃色の夕焼けが美しくてお絵描きしたくなる。

第二船員会員食堂へ来た。めちゃくちゃ香ばしい建物と内装である。松阪牛でも名古屋コーチンでもなく、船乗りの宿泊施設で、コロッケ定食を頼む私・・・ふふ。

でも価格設定は学食並に安い。三重県の四日市港で、マグロ食べました〜とか、松阪牛食べました〜とか言ってるキラキラインスタ映え狙いの女子より、廃墟みたいな船乗りしかいない食堂でどうでもいい食事をとる、絶対この経験面白いと思うのだ。味は想像の範疇から超えないが。もちろん見渡す限り、船乗りの男しかいない。そういえば私も謎に小型船舶操縦士の資格持ってるなーとか思う。


それにしてもここの宿泊施設が4600円なら、ここにしても良かったな・・・もう予約してしまったし、名古屋の宿のほうが安いけど。


満腹で、船員会館を後にした。さてさて、名古屋へ!

夜の三重県の国道を走る。


愛知県に入ったら急に道路が良くなった気がする。ガタガタしないな。

スーパーヤマダイ鳴海店へ。インコを預けてある顔見知りの袖の下[要求されたお土産]を購入して宿にチェックイン。

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