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すずのお絵描き日記  作者: 鈴川愛夏
2026年2月
227/276

2026/02/08

金曜日、土曜日と丸々2日固形物を一切摂取していない。食にかけるお金は無駄な消費でしかない。レモンジュースを作るにも、オリゴ糖も炭酸水もない。それらを買うお金はない。キックボクシングをはじめた大きな理由の一つとして、リングで誰か殺してくれないかというものがある。はやく寿命を終わらせたい。人を殺人罪にせずにいかに自分が他者から殺される日が来るのかが待ち遠しい。リングの上なら人は罪に問われない。自分は母親の言う通り生まれてきてはいけない罪な人間なのだ。はやく大会とか出て、合法的に誰か殺してくれないかと思うと救われる気がする。一つ、今日からタスクが日常で増えたので(仕事)日記もいよいよ更新出来なくなるかもしれない。私の身体は一つしかない。レンチン玄米をチンして、即席お味噌汁で食べようとした。玄米もお味噌汁も二口でお腹苦しくなった。なので捨てた。やはり固形物は受け付けないみたいだ。餓死した画家を思い出す。餓死してみたいな。はやく生きなければいけないという地獄から解放されたいな。こういう精神が宗教を生み出したのだろうか。家の立ち退きがもうすぐだ。保証人も何にもない私は、引っ越しなんていうキラキラした選択肢はない。やはり死ぬしかないのだろうか。音楽、美術、運動やりたいことはあるのに相反する生ことからの解放の気持ち。普通の人生を送りたかった。普通の親から生まれてきて、誰かと結婚して、離婚しても帰る家があるようなそんな普通は私にはない。生まれた時から死んでいるのだ。結論はとっくに出ていた。死ねばいい。ただ、それだけだ。

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