ヌードを描くということについて
皆さん、女性のヌードを描くとはどういうことか考えてみてほしい。
きっと大半の人が興味津々であるだろう。
それが例え好みの女性じゃなかったとしても、それ相応の気持ちが芽生えてくるのではないだろうか?
私も鼻の下を伸ばして、スケベ心を持って女性の裸体を見て、ワクワクしていたあの頃に戻りたい。人間は良い意味でも悪い意味でも擦れる。
特に絵画業界の男性は、女性の裸が嫌いになるのではないだろうか。
すると必然的に、性的対象が男の男性が多くなってくるのも、大学に行けば良くわかる。それがきっかけかどうから知らないが、毎日毎日喫煙所に行くと、男性が男性を口説いていたり、女性にしか見えない人が身長180cm越えているような謎の生き物をたくさん目撃するのである。
話が逸れてしまったので元に戻そう。描く対象物というのは思い入れなんてなくなるのだ。皆さん、想像してみてほしい。同じ女性モデルの裸体を1週間とか見せられて、描かされる光景を。
9時5時で、お昼以外休憩なくぶっ通しで絵を描く気持ちを・・・。
絵画を制作する空間、アトリエは本気で臭い・汚い・暗い・苦しいの4Kである。臭いというのは、テレピンという揮発性油が発する強烈な臭いのことである。学校のアトリエから家に戻っても染み付いた臭いは消えない。
あの空気を何に例えればいいのか・・・
その空気を絵で表現してみようか。
よし、次の絵画は抽象画を描くのだ。




