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すずのお絵描き日記  作者: 鈴川愛夏
2025年12月
173/296

2025/12/15

徹夜でパソコンカタカタカタカタして、論文完成。ぐひ。

後は年末年始に最後の論文を缶詰めになって完成させればこの科目の単位は取れるのだ。

次の論文がかなりの鬼畜である。本気でお正月休みは返上である。


こんな大変なら、来年からは出席すると単位くれる科目を重点的に履修しようと思ったが、出来るだけ学校に行きたくない私は履修登録の時、また同じような選択をしそうである。



深夜2時就寝、午前4時起床。

眠い。

プロテインを飲んで

仕事をする。

すだちジュースを飲む。

レッツお絵描き。課題を仕上げに少しでも近付けるのだ。

さて、建物の描画材は色鉛筆だ。

ミュージックスタート、サラ・オレインの全アルバム集。オーストラリア出身のボーカリストである。歌が上手くて震える。くうう。


カキカキカキカキカキ。シャカシャカシャカシャカ。

今日も地味にお絵描きをする。

お昼ご飯にプロテインを飲み、洗濯物をする。


ミュージックスタート、午後のお絵描きスタート!

令和ミュージックというSpotifyのフォルダである。


建物や人工物を描いている数日間で、鉛筆でものさしを使わずにシューッと線をひくのが上手くなったなり。ぐふ。

いでよ、アクリルガッシュ、パレット、10号丸筆!

ジェットブラック。

ぐひ。まずは影の部分から濃く描いて行くのだ。

やっぱり4号平筆に持ち替えて、よっしゃ。

塗り塗り。


この課題を仕上げたら学校に持って行くついでに、転科の相談と、進路相談をもう一度しに行くのだ。

やっぱり大学院行きたいのだ。


私は3年くらい前にノリと勢いで美術館にいき、レオナルド・ダ・ビンチにドはまりし、美術鑑賞が趣味になった。それからありとあらゆる美術展に行っては、元々読書ばかりしていた私にとって、過去の画家、巨匠たちの文献を読み漁るようになった。

そして、1年ちょっと前から絵を描きはじめた。本を読むのをやめて絵を勉強したいと思った。

本を読むのをやめた。

気が付いたら、絵を本格的に勉強したくて今、美大に在籍して勉強している。


私は飽きやすい。だから、これが私に向いていることかもしれない!ということを続けるには強制的にある一定程度の期間環境を変えて、身を置かなければある日突然嘘のように飽きる性質を持っている。だから美大に来た。浪人して藝大を目指していたら、多分今ごろ一日中キックボクシングに通って絵のことなんて綺麗さっぱり忘れていた事だろう。


そんなことを思いながらちまちま筆を置く。

ひたすら地味にちまちまちまちま。


子供というのは簡単に義務教育で成績をつけられて、良い成績は得意で悪い成績は苦手と思い込む。

その良い例が私だ。小、中学生の通信簿は5段階評価で全科目5しか取ったことがない。ただし、美術を除いては。

中学1年の時、美術で4をつけられた時の悲しみを未だに覚えている。それからは私には絵心はないと思い込んで絵を描く人生なんて選択肢になかった。

あの頃美術の先生に卒業したら会いたいと思っている。なぜ私の通信簿を汚したのか聞きたいのだ。


ダメだ。集中するのだ、集中。


ちまちまちまちま色を置いて行く。


ああああああああああああ

影色のところと光色のところ間違えたあああ


・・・

地味に進めていくしかないのだ。



締切に間に合わせなければ!!

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