2025/07/03
昨日の夜は版画の下絵の色課題に頭悩ませすぎて、壊れた。頭真っ白で何も出てこなかった。仕方がないから、樹木、植物or食物の課題を冷蔵庫から引っ張り出してきたピーマン引きずり出してきて、作業台に置いて、観察してクロッキー帳に描いた。科目を変えるしか手段はなかった。でも、結論で言うと、昨日は一日中ずっと鉛筆でお絵描きしていた。夜には不思議な現象が起こった。嫌いなはずの鉛筆画が楽しくて楽しくて脳内バグって、食べることにしか興味沸かないはずのただのピーマンを描くのがたっのしーーーいってなっていた。ランナーズ・ハイの絵画バージョンだったのかもしれない。ずっとお絵描き楽しければいいのになぁ。放課後は、本を一冊作る課題に拾い集めたインコの羽根をセロテープ使って貼り付けた。放課後といっても学校行ってないけれど。えへ、お絵描き楽しい。やばい、めっちゃ楽しいってなっていた。朝のルーティンをこなす。股間からローズマダーがチューブ状になってどっさり。不正出血が続いている。不正出血すると、体調は生理前とか生理中みたいになる。ムサビめ、ふ。
レッツお絵描き。でも、何の課題の何から描こう。気が進まない。とりあえず、人物画の本画とアクリル絵の具を出した。セブンウップスのこの広い空の下のアコースティックバージョンを聴く。この曲が好きなのにあいみょん、マリーゴールド丸パクリやなあ。気が付いていたけれど黙っていた。ここまで偶然では同じにはならないと思う。あいみょん・・・他にも良い曲書くのになあ。この頃はアニメゴールデン期で、Dアニメストアにログインして昔のアニメからその頃放送していた新作アニメまでひたすら2倍速で再生する日々を繰り返していた。一度本気でぶつかって時間も何もかも注いだ夢に破れた後は酷かった。荒んでいた。だからSpotifyにアニソンリストがいくつか存在する。あの頃は何に対しても熱くなれなくて、本気になれなかった。だから、読書と漫画とアニメに逃げた。結果的にアニオタになった。ひもうとうまるのうまるちゃん萌ええええ。未だにうまるちゃんは萌える。趣味なんて、読書とアニメ鑑賞と映画鑑賞と海外逃避行と、釣りと、作詞、作曲と歌とピアノとギターとトランペットとドラムとダンスと阿波ダンスとスキューバダイビングと当時は外国人と話せるレベルの英会話スキルだけで何もない自分が虚しかった。何に対してもアツくなれなかった。本気の趣味が欲しかった。ちなみに、音楽聴くのは今でも好きではない。自分で演奏することの方が好きだ。演奏しながらお絵描き出来ないから今は仕方なく音楽聴くこともやっている。
おっと、気が逸れた。お絵描きだ。お絵描き。今の私には絵がある。あの頃とは違う。人物画本画の時間だ。ミュージックが乃木坂48の月の大きさに変わる。エモいぜー!ヒャッハーアクリル筆10号が喜んでいる。色を重ねれば重なるほど死にそうになってにた。そんな時の特効薬は1枚のアナログ写真である。1枚のアナログ写真を眺めてエネルギー補充。さて、描いて行こう。ディープイエローの上にバイオレットを重ねる。ここは丁寧にやらないと。行き詰まった。教授ではなく尊敬する画伯に連絡をする。配色これ以上どうしたらいいかリモートでアドバイスを貰う。ありがとうございます。先生。凄い参考になります、励みになります。教授よりあなたを信じます。写実主義な画家にふんだんにどう写実じゃなく描くか質問しまくる。うりゃー!アクリル筆10号をまた画面上で踊らせていく。ふふ。身体が痛い。痛み止めを飲んだ。今日は学校へ行こうと思う。なぜって?今日から大学の美術館が空くのである。そして今日は好きな教授の座学がある。返却しなければならない図書館の本もある。そうなったら準備だ。クロッキー帳、ノート、筆箱、鉛筆画用筆箱、お弁当(豆乳プロテイン)&チョコレート。
完璧だ。家を出た。階段9段飛び降りようとして、やめた。今日は荷物が重いから思い留まった。ミュージックスタート。デビー・ギブソンである。ln your eyesからスタート。ふふ。この暗さいい。暗さは世界共通である。灼熱の太陽に雨だ。やっほーー!天気雨。今日の私はご機嫌だ。余裕で電車の椅子取りゲームに勝訴した。すぐに調子に乗り出す。私の敵はいないはっはっは!
バス停には長蛇の列が・・・チッ気分を変えよう。こんな時のミュージックはGALNERYUSだ。ボリューム大にしてやる。ふ。どうせ若葉台団地まで座れないパターンである。メタルいい。最高。GALNERYUSカッコイイ。バスに座れた。奇跡だ。今日は絶好調だ。目の前の金髪にドデカリュック持ってるのが武蔵野美術大学の学生とすぐ分かる。他にもバスの中を観察する。ふ。結構いるな、同士よ。
いつだって私は簡単に股を開く。というかじっとしてられないから股を大に開きがちである。今日はツーピースの珍しくスカートを履いている。やってしまった。でも、股は開く。
皆さん、武蔵野美術大学行きのバスで股を大に開いてドデカ鞄を持ってSONYのヘッドホンをしているバカがいたらそれは私だ。是非とも話しかけない方がいい。危険だからだ。あ、目の前の金髪男子の頭、良く見ると、染めているのではなくて、うっすらと見える蛍光ピンクの絵の具。なるほど洗い流さないという手があったか。一つ勉強になった。バスの中では気が付かなかったネイルまでバキバキに施したセクシーな人ムサビの生徒、しかも男性だったかーーー。ふ。学校到着。WiFi接続完了。クロッキー帳を傘代わりに学内を歩く学生たち。ふ。確かに傘にクロッキー帳は使える。デカいから。そうこうしているうちに美術館にやってきた。どうしよう。胸がドキドキする。これを恋というのだろうか。ロッカーに荷物を預けた。ふふ。美術鑑賞の時間。先輩たちの卒業制作優秀作品展だ。せ・・・先輩たち、いちいち凄い。アホ過ぎて凄いしか出てこない作品の数々。今まで何だこれは、と思って理解しようともしなかった作品の作者に思いを馳せることが出来るようになってきたからまた面白い。最高か、先輩たち。基本的に生徒に好き放題やりたい放題やらせて育てる学校ということは良く分かった。うん。子供が自由にやりたい放題したのの大人の集まりだ、ここは。この大学は。ふ。図書館でお弁当食べた。食べたというよりかは適当に流し込んだ。図書館本を2冊返却した。隣のビデオDVD視聴ブースへやってきた。サルバドールダリのビデオを視聴ブースで再生ぐへぐへへ。青春到来。ダリと私だけの時間なのだ。ストーリーはダリがピアノを弾くシーンから始まる。ダリピアノ弾けたんかーい。しかもかなり上手い。なんだ、画家はみんなピアノ弾くのか。あれ?字幕なし?仕方ない。脳を英語モードにしよう。留学しておいて良かった〜。英語は、ダリの映像見るために勉強したのね。大いに英語が活躍した。と思ったらダリが英語でもない言語話し始めた。うん、理解できる、ナントカ。スペイン語ですか、ダリ師匠。やれやれだぜ。解説のアナウンスは英語、ダリが喋るのはスペイン語という構成だ。おい、字幕つけんかーい。途中で停止して座学へ。座学が終わったら再びダリの時間である。DVD視聴ブースでビデオを英語とスペイン語で視聴する。早送りボタンはあるけど、2倍速再生出来ないかな・・・でも2倍速再生したら言葉聞き取れる気がしないな、ふ。奥さんとラブラブだけれど、奥さん側からすると物凄い大変だろうな。こんな旦那嫌だな。ヌードモデルまで散々やらされて、世界にさらされて、着衣モデル、メンタルの支え・・・その他諸々・・・自分の配偶者は作品なんて作れる必要ない。もっと言えば音楽なんて出来なくていい。特技なんていらない。愛があればそれでいい。ダリ、作品素晴らし過ぎるけれど。有名な境界性パーソナリティ障害丸出しである。面白い。ダリ、面白い。ピアノ弾きながら作品作ったのか!音楽から見える色の世界は楽しい。だからその気持ち少し分かる。ってとても分かる。すずもお絵描きする時、人格破綻して3歳児になるからダリみたいにはならないようにしようと思った。ダリが持ってる超巨大筆何処で買えるのかな。終わった。ビデオテープの巻き戻しボタンを押す。ミュージックスタート。あいみょんである。図書館アゲイン。借りる本を探してウロウロ。西洋美術事件簿/瀬木慎一/ニ玄社をかりた。
世界堂でアクリル絵の具をたくさん購入。お会計は10727円チャリーン。バスに飛び乗った。はやく帰ってお絵描きしなければならない。