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地球の再生屋~地球のごみ問題解決します~  作者: アマテン


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『リサイクラー』が知られるとき①東京を襲う巨獣ガライドン

東京都内地下研究施設、全長5mほどの水槽の前で何やら操作をしている男。


「やっと、やっとだ。この暴竜の心臓のかけらを与えれば僕の理論は立証される」


水槽の中にはチューブでつながれたおおきなトカゲの魔物がいる。男がチューブから暴竜の心臓のエキスを注入していくと


ドクン


なにやら脈打ち始める水槽内のトカゲの魔物。


1時間後、水槽のトカゲの魔物の大きさは3倍ほどに成長する。


「いいぞ、ガライドン」


2時間後、さらに成長する水槽の魔物ガライドン。男はデータを見ながら興奮している。


「素晴らしいデータが取れた。あとはガライドンの細胞組織を他の魔物に注入すれば・・・」


 男は十分データが取れたのでガライドンを殺すために薬品をチューブから流す。


10分後


「なんでだ?どんな魔物も倒せる薬品をつかったんだぞ」


男はあせる。ガライドンは生命活動を停止せずさらに成長を続け、ついに



パリン


水槽を破壊する。さらに体の成長は止まらず・・・



午前6時東京都心とある公園


「うわぁ」

「きゃあ」


 突然地面が揺れ噴水が壊れその下から何かが出てくる。出てきたのは巨大なトカゲの魔物ガライドン。公園にいた都民は急いでその場から逃げ始める。ガライドンの成長は止まらずさらに大きくなっていく。警察や政府関係者がその場に到着する頃には5階建てのマンションぐらいの大きさまで成長している。成長は止まらないが動かずにいるのですぐに住民の退避と冒険者の要請がなされる。


「全員に報告。あの魔物はガライドン。カリスリザードをベースに様々な薬品や魔物の成分を組み込んで生まれた新種の魔物です」


ガライドンの近くで意識を失っていた男から情報を聞き取りその場に集まった冒険者に伝える。そしてとうとう


ガライドンは全長約300mまで巨大化したところで目がパチッと開き


「ぐわあああああああ」


巨大な叫び声をあげる。その叫び声は衝撃波となり周りのビルのガラスを砕く。ガライドンは意識を覚醒させると暴れ始める。ここに日本最大のダンジョン外での多t買いが始まる。

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