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地球の再生屋~地球のごみ問題解決します~  作者: アマテン


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良太探索網③

「「良太」」

「おっと」


凛・エル・日葵姉が飛び込んでくる。女性特有のフェロモンやぷにっとした柔らかさが全身を覆う。さすがに3人は受け止めきれないからその場で倒れる。


「3人とも、出会えてうれしいのはわかるけど今は敵地だからね」

「ミッシェルさんも来てくれたんですね」

「良太君には大きな恩があるからね。姉さんも助けてきなさいだって」


 エッフェル塔解放の時にお世話になったフランス軍人のミッシェルさんもいる。ちなみにセリアを蹴り飛ばしたのは彼女だ。すぐにみんなに情報を伝えないと。


「こいつはテレポーター、さっき壁に吹き飛ばされたのが電気使い、そっちのがBOSSで変身の使い手だから注意して」


俺の情報を聞いたみんなはすぐに制圧にかかる。



「貴様、よくもやったな」

「あのまま気絶していたらよかったのに。さっさと来なよ。格の違いを見せてあげる」

「なめるな」


 セリアが両手にハンティングナイフを構え全身に電気をまとう。あれは電気使いの上位の使い手が使える放電状態。あの状態だと触れるすべてを感電させてしまう。でも


バシン

「くっ」

「残念」


 一瞬でミッシェルさんに近づいたセリナだけど片方を跳ね上げて帯電したハンティングナイフが天井に突き刺さる。その隙をミッシェルさんが逃すことはなく腹に帯電したこぶしを打ち付ける。


ビリ


 お互いの雷がぶつかるがミッシェルさんのほうがスキルレベルが高く、セリアはその場で倒れこむ。


「で、どうやってここがわかったの?」


全員を拘束して助けに来てくれた他の国の人たちにお礼を言った後能力庁で3人に話を聞く。


「リサイクラーの素材抽出のブロックを手掛かりに良太が解体した場所の辺りをつけて、その周りの物件の所有者を調べたのよ。様々な国で手がかりを残してくれたからすぐに誘拐した組織はわかったわ」

「あとは私がその組織の組員をマーキングしていくつかの拠点を割り出して、『監視者アイサイト』に頼んでその拠点を遠隔から監視してもらってあの島を見つけたの。それからは各国の実力者に頼んで組織の主要人物が集まる時を狙って救出したってわけ」


 エルのマーキングだけど生物にもつけることができるが一日しか持たない(場所にマーキングする時はエル自体が消さない限り消えない)。


「じゃあ家に帰ろうか。早く姉さんと母さん・義兄さんに顔を見せてあげないと」


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