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地球の再生屋~地球のごみ問題解決します~  作者: アマテン


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GW2日目:凛と会場巡り①

GW2日目、今日の予定は凛と一緒に都内の会場を回りながらごみ処理。移動は交通機関を使い、交通費や各会場での購入費用は政府持ち。まずは地元の祭り会場から。


「すみません。ごみ処理に来た真白です」


受付で職員に名前を告げると施設内のごみ取集所に案内される。そこには昨日一日だけで山積みになったゴミ袋がたくさん。スキルを使って一気に消去。


「これが残った物の所有者のリストです」

「ありがとうございます。こちらで探します」

「お願いします」


後は次の訪問時間になるまで、この会場を楽しもう。この解除は移動式のキッチンカーが集まる『集まれ!食の運び屋』


「あ、クレープよ良太。食べていきましょう」


凛が指さすのは華やかに飾られたクレープのキッチンカー。鉢巻を巻いたお姉さんが呼びかけをしている。


「いらっしゃい。ご注文は?」

「フルーツチョコクレープください」

「なら俺はツナキャベツクレープください」

「OK。ちょっと待ってね」


お姉さんがクレープ棒をうまく操作しクレープの生地を作る。あの薄さで破れないなんてまさに職人の技。お姉さんはクレープの生地を作ると隣のスカーフをまいたお姉さんの紙が置かれたまな板の前に置く。

 スカーフのお姉さんは輪切りにしたバナナ・みかん・パイナップルを並べ、ブラック・ホワイトチョコソースをかけ記事を包むと


「はい、フルーツチョコクレープのお客様」

「ありがとうございます」


次に置かれたクレープの生地に炒めたキャベツの千切り・モヤシ・ツナを並べ黒いソースをかけて


「はい、ツナキャベツクレープのお客さま」

「ありがとうございます」


 クレープをもらった俺達は近くのテーブルに座り食べ始める。


パク もぐもぐ


さっきのソースはお好みソースで、少し甘いクレープ生地・しゃきしゃきのキャベツ・モヤシ・しっとりとしたツナ・しょっぱいお好みソースが相まってすごくおいしい。


「ねぇ、良太。一口頂戴」

「いいよ」


クレープを凛の方に寄せると


パク もぐもぐ


凛が一口かじる。口をもぐもぐさせながら口元についたソースを指で取りひとなめ。


「こっちもおいしいね。はい、良太もどうぞ」


凛がフルーツチョコクレープを差し出す。


パク もぐもぐ


 こっちは口中に甘酸っぱいフルーツの味と濃厚なチョコの味がひろがる。こっちもおいしい。最後にもう一度ゴミ袋を除去して次の会場へ向かう。


 次の目的地はたくさんの屋台が連なる『粉モンフェスティバル』。先ほどと同様ごみ袋を処理した後、会場を見回る。昼時だからがっつり食べたいね。


「じゃあ、いただきます」

「いただきます」


いくつか買ってテーブルに並べる。まずはたこ焼き、スタンダードとネギポン酢

味。先にスタンダードから。爪楊枝で一刺し口の中に入れると表面はパリとして中身はフワフワ、口中にカツオとお好みソースの味がひろがる。次はネギポン酢、スタンダードと違い少し表面のパリパリ感は減ったが青ネギと白ねぎのシャキシャキ感が食感にアクセントを持たせてる。

 次は口安めのほうれん草の胡麻和え。普段ならスーパーなどで買えばいいのでなかなか売れないが、このような揚げ物や味が濃い食べ物が多い今回の会場では繁盛している。


次は遊園地だ。


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