明達とダンジョン探索①ゴブリンの巣
「じゃあ今日はよろしく明、みんな」
今日は明達のパーティーと一緒に初めてのダンジョンに挑む。冒険者ランクは
・真白 良太(ランクE:初心者でも政府の仕事でランクCの魔物は倒せる)
・安斎 凛(ランクC:政府の力でごまかしてる。実際はランクS)
・浜田 明(ランクB)
・生田綾乃(ランクB)
・張本友恵(ランクB)
・伊佐木隼人(ランクB)
俺のランクに合わせてまずはEランクダンジョン〖ゴブリンの巣穴〗に向かう。ゴブリンの巣穴は洞窟型のダンジョンで初心者である俺を前に・何かあったら経験者組がカバーするって形で進んでいく。
「あ、ゴブリンが出てきたよ」
「良太、戦える?」
「OK」
こん棒を持った小鬼のような魔物ゴブリンが出てくる。俺は手甲の具合を確かめながら構える。
「ねえ、明君?」
「どうしたの?綾乃ちゃん?」
「明君は大丈夫って言ってるけど、真白君魔物との戦いは初めてなんだよね?本当に大丈夫?」
「まあ見てなって」
ゴブリンが右手に持ったこん棒を振り下ろす。右手の手甲でこん棒を受け流しながらゴブリンの右側に移動しながらゴブリンの右手を取り
ごきっ
「ギャア」
右手を降りながら体勢を崩し地面に押し倒す、背後に乗る。すぐに腰に装備しているナイフを抜きゴブリンの首を刺す。ふぅ、これでOK。
「ナイス、良太」
「まあ人型の相手だしね・・って伊佐木達どうしたの?呆けた顔して」
「いや、今の動き何?」
「何か格闘技でもしてるんですか?」
「明、何も説明してないの?」
「だって多少武術をかじってても実際に動きを見ないとわからないだろ?良太の家って合気道をベースにした護身術を教えてるんだ。でもあそこまで動けるとは思わなかったよ。魔物怖くなかった?」
「そこそこ怖いよ。でも動きが止まることはないかな」
ダンジョン内を進み時々現れる魔物を倒しながら攻略していく。出てくる魔物もEクラスばっかで、⦅リサイクラー⦆関連で向かった廃坑や廃病院で出てくる魔物の方がランクも高いし威圧感もあるんだよね。
ダンジョンの最奥に待っていたのは全長2mほどの大きなゴブリン。。このダンジョンのBOSSビッグゴブリンだ。その手には巨大な斧を持っている。
「ここは俺達も一緒に戦うよ。良太と安斎さんは隙があったら攻撃してよ」
「OK。先輩冒険者としての戦い見せてもらうよ」
俺と凛は後方に下がり明達の動きの邪魔にならないように見守る。まずは隼人が盾を構えてビッグゴブリンの前に立つ。隼人のスキルは⦅魔法剣士⦆、スキルの育て方によってアタッカーにもタンクにもなれる万能職。このパーティーではタンク寄りみたいだ。
隼人は何度かビッグゴブリンの攻撃を受けタイミングをうかがい、次の斧の攻撃を盾を使って弾く。大きくのけぞったビッグゴブリンに綾乃の弓から放たれた矢が顔面に当たり爆発する。綾乃の⦅アーチャー⦆は様々な付与効果の付いた弓を使うことができる。今回は当たると爆発する⦅ボムアロー⦆だ。
綾乃の⦅ボムアロー⦆で後ろに倒れたビッグゴブリン。その隙に隼人はうしろに下がり友恵の回復を受け、
「⦅サンライズ・フレア⦆」
明が生み出した巨大な火球が起き上がったビッグゴブリンを焼き尽くす。が、ビッグゴブリンは最後の力を振り絞り燃える斧を俺と凛に投げてくる。
「二人とも逃げて」
明達は対応できない。さすがにアレは受け流せないな。
「良太、下がってて」
「ああ」
凛が前に出て
ガン
⦅結界⦆でオノを受け止め、
グサグサグサ
補足した結界でビッグゴブリンに突き刺す。




