解説 陸軍兵備
『45式戦車
全長11.47メートル
全幅4.72メートル
全高2.83メートル
速度85キロ
航続距離理論上無限
乗員3名
武装
55口径125ミリ超電磁砲1門
20ミリレーザーガトリングガン1門
第9次国防力整備計画により実用化された第5世代戦車である。第4世代戦車は電磁投射砲を搭載していたが、大電力を必要とする為に大型電池を必要とした。だがそれは新開発された大規模電池により解決された。その後超電磁砲と太陽発電衛星が実用化されると、それらは戦車の世代を更に引き上げる事になった。第5世代戦車は太陽発電衛星からの送電により充電可能な大規模電池、そしてその電力によって搭載可能になった超電磁砲・レーザーガトリングガン・電磁装甲この4つの搭載が第5世代戦車の必須条件となった。
搭載する大規模電池は太陽発電衛星からの送電で充電可能であり、それを利用して45式戦車は電動式駆動になっていた。その為に航続距離は理論上無限になっていた。
搭載する超電磁砲は過去に搭載してきた戦車砲よりも格段に威力は絶大であった。レーザーガトリングガンも大規模電池の搭載により装備可能になった。そして最大の特徴が電磁装甲であった。電磁装甲は主装甲の外部に付け加えられる付加装甲の一種で、敵砲弾の車体命中時に電気や磁気の力でその威力を減衰、あるいは無効化するものである。45式戦車の電磁装甲は通電方式であり、大電流を蓄えたキャパシタからの大電流によって、敵弾を流体化・気化させようというものである。主装甲の外部に2枚の金属板を間をあけて取り付け、これらの間にキャパシタからの数千ボルトの電圧をかけておく。コイル方式と放電衝撃方式とは違い、センサを必要とせず、導電性の敵弾が貫通した瞬間に2枚の金属板の間をショートさせることで回路が閉じられ、数千アンペアの大電流によって敵の弾芯や貫徹体をジュール熱によって溶かし、気化させる、又は突然流れる大電流によって生まれる電磁場によって横方向の力を与え弾芯や貫徹体を分断するというものである。通電方式では、被弾部の金属板に穴が開くが蓄電力が回復できれば付加装甲としての機能の喪失範囲が比較的小さく済み、周辺への被害も最小限で済む為に採用された。
45式戦車は車体に従来通りの劣化ウランを用いた分厚い装甲を有し、その表面に炭素繊維やセラミックスを用いた複合装甲を装備し、更に複合装甲の表面に『結晶粒微細化鋼板』と呼ばれる新型の鋼板が取り付けられ、その上に電磁装甲が纏われた。その為に45式戦車は驚異的な防御力を有する事になった。
陸軍のみならず海兵隊にも配備されている。
44式自走185ミリ超電磁砲
全長15.9メートル
全幅4.72メートル
全高5.7メートル
速度85キロ
航続距離理論上無限
乗員4名
武装
65口径185ミリ超電磁砲1門
20ミリレーザーガトリングガン1門
第9次国防力整備計画により実用化された自走超電磁砲である。
大規模電池の搭載で超電磁砲が装備可能になり、絶大な威力を誇る対地攻撃が可能になった。
4式185ミリ機動砲
全長13.9メートル
全幅2.8メートル
全高4.1メートル
速度95キロ
航続距離理論上無限
乗員5名
武装
65口径185ミリ超電磁砲1門
20ミリレーザーガトリングガン1門
第9次国防力整備計画で実用化された機動砲である。かつての牽引式自走砲を全て代替される為に実用化された。
陸軍のみならず海兵隊にも配備されている。
43式自走多連装ロケット砲
全長8.65メートル
全幅3.6メートル
全高3.1メートル
速度85キロ
航続距離理論上無限
乗員3名
武装
288ミリロケット弾12連装発射機
第9次国防力整備計画で実用化された自走多連装ロケット砲である。
対地攻撃支援が主眼である為に開発され実用化された。ロケット弾のみならず地対地ミサイルも搭載可能である。
陸軍のみならず海兵隊にも配備されている。
3式歩兵戦闘車
全長8.86メートル
全幅4.2メートル
全高3.6メートル
速度95キロ
航続距離理論上無限
乗員3名(10名の人員を搭載可能)
武装
40ミリレーザーガトリングガン1門
対戦車ミサイル4発
短距離対空ミサイル4発
第9次国防力整備計画で実用化された歩兵戦闘車である。大規模電池の搭載によりレーザーガトリングガンを標準装備となった。
装甲兵員輸送車と装甲車・対空車輌の役割を全て兼ね備える歩兵戦闘車である。
陸軍のみならず海兵隊にも配備されている。
47式自走レーザー砲
全長18メートル
全幅3.4メートル
全高4.1メートル
速度120キロ
航続距離理論上無限
乗員3名
武装
185ミリレーザー砲発射機1基
第9次国防力整備計画で実用化された、広域防空車輌である。部隊随伴可能で中距離・長距離防空、弾道ミサイル迎撃能力を有している。
46式戦闘ティルトジェット
全長22.8メートル
全幅25.2メートル
全高4.8メートル
乗員2名
最大速度マッハ1.3
巡航速度948キロ
航続距離5940キロ
実用上昇限度12850メートル
武装
20ミリレーザーガトリングガン1門
ハードポイント16箇所
兵装搭載量8360キロ
第9次国防力整備計画で実用化された戦闘ティルトジェットである。かつて21世紀初頭に登場したティルトローターのジェット機版である。ティルトジェット実用化後はヘリコプターと短距離飛行機は、全てティルトジェットに代替された。
ヘリコプターの利点とジェット機の利点を兼ね備える為に、高い機動性を誇る。
陸軍のみならず海兵隊にも配備されている。
6式汎用ティルトジェット
全長22.2メートル
全幅25.6メートル
全高5.2メートル
乗員2名(最大14名の人員を搭載可能)
最大速度マッハ1.3
巡航速度905キロ
航続距離5660キロ
実用上昇限度11830メートル
武装
20ミリレーザーガトリングガン1門
ハードポイント10箇所
兵装搭載量6250キロ
積載量2830キロ
吊り下げ可能重量7120キロ
第9次国防力整備計画で実用化された汎用ティルトジェットである。輸送機と軽攻撃機としても運用可能である。
陸軍のみならず海兵隊にも配備されている。
7式大型輸送ティルトジェット
全長34メートル
全幅28.85メートル
全高8.9メートル
乗員3名(最大80名の人員を搭載可能)
最大速度マッハ1
巡航速度885キロ
航続距離6180キロ
実用上昇限度13800メートル
積載量26600キロ
吊り下げ可能重量39200キロ
第9次国防力整備計画で実用化された大型輸送ティルトジェットである。
膨大な輸送量を誇り、陸軍と海兵隊で運用されている。』
広瀬直美著
『大日本帝国陸軍史』より一部抜粋




