解説 陸軍兵備3
ヨーロッパ合衆国の海外領土について、完全に忘れてました……
取り敢えず海戦が終わり次第、太平洋のヨーロッパ合衆国海外領土は対処します。
『48式二足歩行戦車鋼龍
全長7.34メートル
全幅6.12メートル
全高10.49メートル
武装
20ミリレーザーガトリングガン4門
185ミリレーザー砲発射機2基
大規模電池の搭載数を増やして185ミリレーザー砲発射機を装備し、航続距離のみならず継戦能力も理論上無限を達成した大日本帝国陸軍機甲師団の秘密兵器である。遠隔操縦型の無人兵器であり45式戦車よりも電磁装甲は強力な物が装備され、機甲師団に於いて機動力のある盾の役割も担われていた。
そもそも48式二足歩行戦車鋼龍の開発段階で、どのような二足歩行にするか議論は激しく行われた。議論は白熱したが最終的に2つに落ち着いた。
1つは、大日本帝国から世界中で大ヒットしたアニメに登場する、有人操縦型の人形機動兵器である。
もう1つは、これまた大日本帝国から世界中で大ヒットしたゲームに登場する、核搭載二足歩行型戦車であった。
そして採用されたのは、後者のゲームに登場する二足歩行ロボットであった。ゲームに登場する二足歩行ロボットは[REX]と名がゲーム内で付けられており、見た目も恐竜を模していた。その為に兵器として開発すると相手に恐怖感を与えやすいとの、国防省技術研究本部の最終的な判断により採用されたのである。そして完成した48式二足歩行戦車鋼龍は見事に鋼鉄の恐竜であった。
兵器としては絶対に必要で無いが、わざわざ東宝株式会社に頼み怪獣王の咆哮をアレンジしてもらい、その咆哮音声を48式二足歩行戦車鋼龍は装備していた。その見た目、咆哮、電磁装甲による防御力、レーザーガトリングガンとレーザー砲の破壊力、その全ての性能は非常に高かった。
接近戦に於いても踏み潰したり、噛み砕く事が可能でありは生身の兵士達に心理的ダメージを与えた。レーザーガトリングガンとレーザー砲の威力も大きく、ヨーロッパ合衆国空軍のステルス戦闘攻撃機や戦車・装甲車も容易に撃破可能であった。
富士重工業製の機体であり、新世紀最終戦争では全力で量産が行われた。大日本帝国陸軍機甲師団に於いて、45式戦車と共に主力を成す兵器であった。』
広瀬直美著
『新世紀最終戦争』より一部抜粋