解説 ヨーロッパ合衆国陸軍2
取り敢えず今まで色んな話で所々書いた人造人間の設定を纏めました。
新しく追加した設定もあります。
フォールアウトに登場するアサルトロンをイメージしてもらえたら、分かりやすいと思います。
『M-300遠隔操縦型人造人間
身長210センチ
重量120キロ
動力源・大規模電池
ヨーロッパ合衆国陸軍が第三次世界大戦に於いて実戦投入した世界初の人造人間である。
ヨーロッパ合衆国の人的資源劣勢を補完するべく開発されヨーロッパ合衆国陸軍では[人類補完計画]とも呼ばれていた。
M-300遠隔操縦型人造人間はその名の通り、遠隔操縦による人造人間である。ヨーロッパ合衆国国内の陸軍基地から遠隔操縦によって操られ、前線の陸軍部隊を支援する。
ゲーム機のコントローラーで操作され、操縦性は極めて高かった。1人の兵士で1個師団分2万体の操作が行われる。人造人間には高性能マイクロチップが挿入されており、兵士の操作する人造人間に完全に追従する事になる。AI制御では無い為に高度な作戦は出来ないが、ヨーロッパ合衆国軍以外が敵だとインプットしている為にある程度の自律戦闘は可能である。状況に応じて操作切り替えが可能で、効率よく運用する事が可能であった。
戦線では17世紀の戦列歩兵のような使い方がされ、盾の役割も担っていた。超電磁砲やミサイル・爆弾には破壊されるが、耐久性は極めて高く歩兵3人がかりで自動小銃を撃ち尽くして漸く破壊出来る程であった。
攻撃は人造人間自体の動力によるパンチなら人間を死に至らしめる事が出来、人造人間である為に銃火器の運用も可能であった。極め付けは人造人間は女性のように胸がある事であった。人間でいうGカップの胸があるが、それは見た目だけのもので無く、小型レーザー砲を2基搭載していたのである。
人造人間本体の動力源である大規模電池とは別に、胸の部分には蓄電池と小型レーザー砲が搭載されており、本体の動力源を消費する事無くレーザー砲が発射可能であった。
動力源は本体と小型レーザー砲共に、電池である為に太陽発電衛星からの送電により充電が可能であった。
その為に長時間の作戦行動が可能であり、所持銃火器の弾薬が無くなっても自身のパンチと小型レーザー砲により、戦闘も継続可能であった。』
広瀬直美著
『ヨーロッパ合衆国の陸軍』より一部抜粋