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プロローグ
今日からまた投稿していきます。続編も宜しくお願いします。
『新世紀最終戦争とも呼ばれた第三次世界大戦は、終わりを迎えた。人類史上最悪の苛烈な戦いであった。しかしこれこそが人類同士で戦う最終戦争でもあった。この戦争こそが人類最後の戦争であり、本当の意味で人類同士の戦争を終わらせる為の戦争となった。ヨーロッパ連合が発展解消し成立した、[ヨーロッパ合衆国]と大日本帝国主導の亜細亜条約機構が全面衝突した人類史上最大規模の戦争であった。この戦いこそが地球統一政府成立の最後の決定戦でもあり、戦争に勝利した大日本帝国は亜細亜条約機構を発展解消させ人類史上初の地球統一政府[神聖旭日連邦帝国]を成立させた。そしてこれ以後の世界は神聖旭日連邦帝国という地球統一政府により、太陽系へと進出して行く事になった。ヨーロッパ合衆国と亜細亜条約機構が競い合うようにして作り出した、静止軌道上宇宙基地と月面基地は太陽系進出の前哨基地となったのである。』
広瀬直美著
『新世紀最終戦争』より一部抜粋