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記憶
趣味で小説を読むのが好きです。
今でも夢にみるもう会うことはないのに。
俺は黒い服を着て彼女の墓の前に立っていた。
『もうあれから3年が経過したのか。』
……
『ねぇ君大丈夫?』
あれ?海の中…なんで溺れて‥
は!
『またか‥』
俺は、新堂直也最近幼い頃の夢を見るようになった。
毎回海で溺れ、ある少女に助けてもらう、そんな夢だ。
なぜ俺がその夢を見るようになってしまったのか
理由は自分でわかっている、彼女に恋をしたんだ。
一度しか顔も見ていない、名前も知らない子を
好きになってしまった。我ながらバカだと思った。
『直也ー!もう遅刻するよー』
『わかってるよー!母さん』
16歳になり始めての夏が終わった。
『みんな〜今日から新しい仲間が1人増えることに
なりました!』
『入って良いよ』
『初めまして!白石鈴です。』
『うわ〜超美人!』
辺りがざわつくなか俺はただ1人驚いていた。
彼女にそっくりだったのだ、幼い頃に出会った彼女と
夢に出てくる彼女に。
小説を書いてみて、とても難しかったが、とても楽しかった。これからも頑張ります。