表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王で始まる異世界生活  作者: 野薔薇 咲
Act.07~死の国、モンス王国と鬼神カイオル~
147/314

隼人vsアーネル【前編】#01

「丁度いいハンデだ」


「強がりですね」


 隼人は構えの体制を整えると、閻狐に聞こえる声で魔法陣の核を探してもらえるよう指示を出す。


 それを快諾した閻狐は隼人から離れ姿を消す。


「あんまりのんびり出来そうにないみたいだからな。早々に片をつけさせてもらうぞ」


「できるものならどうぞ」


 隼人は雷脚により間合いを詰め黒剣で薙ぎ払う。


 それを体制を落とし躱したアーネルは、隼人の足を払い体制を崩す。


 隼人はバランスを崩しながらも、左手を使い身体を支え、アーネルへ掃腿(そうたい)を放つ。


 だがバク転をする形で回避される。


「雷脚の速度についてくるか」


「一度その攻撃を避けたのを見せたはずですが?」


 お互い立ち上がり再び向かい合う。


「今度はこちらから行かせてもらいますよ」


 体制を落とし一息で間合いを詰めたアーネルは、下方からフックを放つ。


 紙一重で身体を引き避けた隼人に対して、鉄山靠(てつざんこう)で追撃を行う。


 咄嗟に黒剣を盾に攻撃を防ぐが、大きく後方に吹き飛ばされ地面を転がる。


「くっ! どこへ消えた!?」


 身体を起こし首を振り辺りを見渡すもアーネルの姿はない。


 数秒の沈黙のあと、何かに気付いた隼人は後方に身を引く。


 その直後上空から鈍い衝突音を立て何かが落ちてくる。


 遅れて地面が捲り上がり割れる音が響き、あたりに衝撃波が広がる。


「確実に殺したと思ったのですが、なかなかしぶといですね。それにしてもその剣、触れたらいけないようですね。少しばかり魔力の消失を感じました」


「あぶねぇ…」


 少しでも判断が遅れていたら、今頃頭部は潰された豆腐のようになっていただろう。


 隼人は立ち上がり黒剣を握り直す。


「ここから本気で行かせてもらう」


 大きく息を吸い吐き出し呼吸を整える。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ