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魔王で始まる異世界生活  作者: 野薔薇 咲
Act.07~死の国、モンス王国と鬼神カイオル~
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蛇と鬼#02

「報告は以上です」


『わかったわ。もう好きにしていいわよ。鍵はなくさないようにしなさい』


「かしこまりました」


 念話での連絡を終え、手に入れた鍵を確認し首にかける。


「すでに城は騒ぎになり、捜査に人手が割かれるのも時間の問題でしょう。城が手薄になるのであれば、攻め入る身としてはありがたいですが、問題はあの男ですね。見つかれば次は逃がしてもらえないでしょう」


 廃屋を出て陰に隠れながら移動を始める。


 少しでも状況を知ることが出来る位置を探すために、路地から路地へと動いていく。


 その途中で人影を見つけ身を隠す。


「(あの男ではないみたいですね。であれば消えてもらいましょう)」


 静かに忍び寄り、背後から急所を狙った攻撃を仕掛ける。


 だが、その攻撃は防がれてしまった。


「!?」


 咄嗟に飛び退き距離をとる。


 攻撃を防いだ人物は一切動いた気配もなければ、形跡もない。


 しかし、確かに攻撃を止めたのだ。


「一体どうなって」


 困惑をしているアーネルに対して声をかける。


「突然襲い掛かるのは感心しないな」


 声の主は男。


 頭からフードを被っており、腰に二振りの剣を身に着けている。


 隼人が酒場で見かけた人物だ。


「何者?」


「君たちを狩る者かな」


 目の前から男の姿が消え、気付いた時には剣は抜かれ斬りかかっている状態だった。


 反応は遅れたが、不格好にも攻撃を避けたアーネル。


 本能的に危険を察知し、その場から逃げ出す。


「さぁ、気付くんだ」


 剣を鞘に納め、緑色の小さな石を取り出すとそれを握り潰す。


 石は手の中で少しだけ発光し、その後ボロボロに砕け散る。


「さて、僕も追うこととしよう」


 男もアーネルの後を追い始める。


 一方、隼人は閻狐が微弱な魔力を探知することに成功していた。

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