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魔王で始まる異世界生活  作者: 野薔薇 咲
Act.07~死の国、モンス王国と鬼神カイオル~
126/314

決着#01

「クレムはなんだかんだ言ってたけど、結構いい剣使ってるじゃないか」


 剣を押し返されたアンベールは少し距離をとる。


「さて、終わらせるか。雷脚(らいきゃく)


 雷を使った身体強化。


 ライカから見て学び、オリジナルへと昇華させた隼人の魔力コントロールの一つ。


 それは以前とは比べられないほどに洗練されていた。


 これまで無駄に放出されていた魔力も、安定し定着している。


「なんだそれは…」


「構えろよ? じゃないと死ぬぞ」


 瞬きもする暇もなく。


 声を発する時間すらもなく。


 誰もその姿を追うこともできず。


 気付けばアンベールの姿はなく、大きな衝撃と衝突音が響き渡る。


 場内には隼人だけの姿が残り、その視線の先には砂煙とともに外壁が崩れ、倒れこんでいるアンベールの姿があった。


「…あいつ、殺してねぇよな?」


 一切何が起こったのかは理解できていないが、目の前に広がる光景から推測されるに試合は終わっている。


 勝者が隼人で敗者がアンベール。


 それを見たアンジェリークは急いで場内へ向かい走る。


「アンベール!!」


 しばらくして姿を現したアンジェリークは駆け寄る。


 アンベールの体を揺すりながら声をかけ続ける。


「隼人、殺してはないんだよな?」


 場内へ降りてきたクレムは声をかける。


「殺してないけど、ただすぐに動ける状態ではないかもな。思い切り鞘でぶん殴ったし」


 借りていた剣を返しながらアンベールへ向かって歩き出す。


 アンベールが身に着けている鎧は、攻撃を受けた部分が完全に破壊されている。


 ただ大きな外傷は見当たらない。

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