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脱サラリーマンの冒険記  作者: 団子 虫
第一章 研修編
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研修編 第8階層

試験開始!主人公熟睡!

―数日後の試験開始日―


今日まで、試験最低条件のレベル5ということで稼いだ金額をほぼレベル上げにつぎ込んだ。

レベル5まで上げるのに使った金額は大体5万円、

レベルが5になったのでステータスを確認したので合わせて6万円ほど使用した。

これからの自分自身への投資という事で、ここは踏ん張りどころ、

我慢しないといけないと思いつつもお金の未練は捨てきれない。


さて現在のステータスは・・・

レベル:5 

体力 :500

魔力  :50

筋力  :370

丈夫さ :370

俊敏   :230

魔力 :10

持久力 :250

器用   :50



しかも、もう気にしないと誓ったがまさか魔力がほとんど伸びないという残念な結果になった。


な・・なんでや・・・。あまりの厳しい現実に目の前が真っ暗になった。


はっ!?

しかし、一瞬で輝かしい未来が視えた!私にも視えるぞラ○ァ・・・。

今後は「魔力」のステータスは見なかったことにしよう。

むしろ、魔力の欄は黒塗りにしておこう(脳内でのみ)。

そもそも魔力なんてそんなステータスは無かったんだ。そうしよう。


ほ、ほかのステータスが高いから問題ない。

ステータス(主に魔力)のことを記憶から完全に抹消していると試験開始時間になった。


「試験の内容は1人で3階層にてゴブリンから取れる魔石を10つ以上持ってくる事と、

 制限時間内までに50,000円を稼ぐことです。今日試験だといって無理して死なないように!試験は何度でも受けれますので慎重に行動してください。」


試験官は特に死という単語について強めに言い放った。


周りの研修者の達も少し不安になったのか少しざわついている。


今回の受験者は30名ほどで10名ほどは前回試験の脱落者と小耳に挟んだ。

確かにそこそこ強そうな奴もいるが、ガラの悪そうな奴も混じっているな・・・。


今日の試験は1人ずつ、少し時間を空けてダンジョンに入るようで、俺は一番最後の出発だった。

なんで俺が最後なんだ・・・。

まあ、運が無かったと諦めて休憩所に移動する。


俺は静かに待っている、なぜなら俺に待ち時間中の話し相手がいないからだ。

今思えば、他の冒険者と会話したことがあまりないな、大体マサとヒカルしか話す相手がいないからだ。


そんなマサは別のグループと今日の打ち上げの話している。

そして、ヒカルは女に囲まれてその対応で手が離せない状態だった。


こんなところでも俺はボッチなのか!と叫びたい気持ちを抑えていた。

休憩所でもボッチなので時間つぶしに寝ることにした。

そう、今日の俺は眠い。


少しだけ懺悔しよう、昨日俺はほんの少しだけ徹夜したんだ。

レベルUP余ったお金で購入した新作のゲームをやっていたら、

ほんの少しだけ寝るのが遅くなった。


昨日の俺は舞い上がって、試験日前なのに新作ゲームをやり始めてしまい、

もう少し、もう少しとやっていたら歯止めが効かなくなっていたんだ・・。


ほんの少しだ、気が付いたら朝4時だった。


これも若さゆえの過ち・・・。


まあ、そんなに若くは無く既にアラサーとなった俺には徹夜はきつい。

そう身に染みて実感した、今日の朝日は目に染みたぜ・・・。


さて、今日は研修者の試験日とあり、休憩所には人がそこそこいる。

強い奴を自分のパーティーに入れようと、

休憩所ではスカウトを目的に研修者同士でチームの勧誘を行っている。


俺が入るなり品定めするように見てくる輩が多かったのもそのせいだ。

結局誰からも勧誘は受けなかったがな!

おかげで席に着くと直ぐに静かに深い眠りに付けたわ!

勧誘されるとか、少しも期待なんてしてなかったわ!


そろそろストックと勢いがなくなってきました。

でも、出来る限り頑張ります。


8月14日:誤字訂正

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