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脱サラリーマンの冒険記  作者: 団子 虫
第三章 イノシシ編
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イノシシ編 閑話その4 ある女冒険者

ある女冒険者チーム


私、アツコは今冒険者となってちょっとした遊び感覚でお金を稼いでいる。


と言っても、本業は大学生。都内の女子大に通っている。


いつも一緒にいるグループ数人の皆でノリで冒険者の適性を受けたら、

私、(ケイ)美麗(ミレイ)(ユウ)の四人が適正があった。

10人ぐらい受けて4人も適性があったのは巷で言っている数値よりもかなり高くて驚いた。


そんなこんなで4人もいる事だし、バイト感覚でダンジョンで冒険者になることになった。

引っ込み思案のユウや、おっとり系のミレイなんかは気は進んでなかったようだったけど、

私とユウで押し切った形で始まった。


基本的には上層部で、私とケイが前衛でユウとミレイが後衛でサポートに回ってもらっていた。

上層部だと見た目の気持ち悪いゴブリンやちょっとした猪なんかを倒してお小遣いを稼いでいた。


因みに私は軽戦士でケイは魔法剣士。

ユウは魔術師でミレイはなんと聖母っていうレア職業だった。


職業の恩恵もあって、思ったよりも安全で気持ち悪いのを我慢すれば、ダンジョンで魔石を取るだけで何にも問題がなかった。


どちらかというと、他の男の冒険者のナンパや嫌がらせの方に手を焼いていた。

そんな嫌がらせやナンパにも嫌気がさしてきたころ、お小遣い欲しさにレベルを上げて中階層を目指すことになった。


でも、今の実力だと少し不安があった。

夏休みの期間だけしか無いので少しだけレベルを上げながら少しずつ階層を進んでいった。


そんなある日、ミレイが助っ人という事でおっさんを連れてきた。


ケンさんと言う29歳には見えない冴えないおっさんだった。

冴えない見た目であったけど、目付きがかなり怖かった。

私とケイは初対面で少しビビった、ユウなんかは涙目になってた・・・。


ただ、妙にミレイとは私たちよりも距離が近くてなぜか仲良くなっていたのが不思議でならなかった。ミレイがあんなに積極的なのも初めて見たし、趣味なのだろうか・・・。友人としてはちょっと心配だ。


ダンジョン内ではこのおっさん、見た目とは裏腹にかなり強かった。

そこらへんのモンスターなら大体一撃で倒していく。

それに前衛が3人になった事でかなり余裕が生まれた気がする。


その日のうちにどんどんと階層を進んでいった。

あっという間に15階層まで着いた。

その後、直ぐにボスに挑戦しないで、一旦みんなのレベル上げを底上げしてから挑むことになった。


おっさんが助っ人で来た時は、嫌だなーと思ったけど、

ダンジョン内で少しずつ話しかけてみたけど、気さくで私たちをいやらしい目つきで見ないのが好印象だった。

それにご飯もおごってくれるしね。


そんなこんなでみんなのレベルが25になったので20階層のボスに挑む日になった。

20階層のボスはゴブリンが中心と聞いているのでこのチームなら問題ないと思う。


浮かれ気分で門を開けてボスフロアに入った。


読んでいただきありがとうございます。

少しずつだけどブクマが増えており嬉しい限りです。これからも気力が続く限り頑張ります・・・。

(誤字脱字の訂正もありがとうございます。抜けがあるので直してもらえると助かります。出来れば評価ももry・・・)

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