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脱サラリーマンの冒険記  作者: 団子 虫
第三章 イノシシ編
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イノシシ編 閑話その1 ムトウ

短かくて申し訳ありません。

ギルド長 ムトウ目線


俺の業務はほとんど事務処理だ。

ギルド長室で報告書をまとめて、本部に送る。その後、修正か訂正を貰って遂行に移す、爆乳中間管理職(笑)だ。


今回は、江崎というかダンジョン打破とダンジョン消滅の可能性について報告する。


そもそも、「露出」という変態スキルを持った目付きがヤバいやつというのが、俺の江崎の評価だ。

一カ月で猪系のモンスターが出るこのダンジョン、通称「猪の巣」を打破した。

いくらパートナーにお嬢様の「聖母」がいたからと言っても簡単な事ではない。


強いんだか、ふざけているのか分からんスキルだな。


しかし、同じようなタイミングで入ってきた「勇者」は思ったよりも成果が出なかったな。

過度な期待だったのか、それともこの「勇者」が外れだったのか・・・。

まあ、判断は本部にまかせるか。江崎のもついでに両方の結果を本部に送っておくか・・・。


報告書をまとめ、データを送信してふと、椅子にもたれる。


しかし、歓楽街の近くで最近幅を利かせている「裏ギルド」とかいう組織とやり合って生きて戻ってきたんだからな。

殆ど情報が出回らない組織、しかも何が目的かも分からない。

不気味な連中よの。


今回の件で「冒険者狩り」も奴らの本業の一部というのが分かった。

下っ端だったので大した情報は持ってなかったが、結構な人数が所属していそうだ。


下っ端は使い捨て程度しか考えていないのも含めると、かなりあくどい事も手広くやっていそうだ。


このダンジョンも終わればまた異動か。



江崎のような面白い奴がいると良いな。


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