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脱サラリーマンの冒険記  作者: 団子 虫
第三章 イノシシ編
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イノシシ編 第35階層

久々に書き始めます。

ミレイちゃんとの探索当日


現在進行中で寝不足だ。

ワクワクと不安で胸がいっぱいです。



そして等々待ちに待った約束の日が来た。


ゲート入口で待ち合わせ、一人ソワソワしながら待っている。



パンイチにマスクと金棒ときっと傍かあら見たらただの不審者だろう。

いくら冒険者と言っても、やり過ぎた格好だとは自分でも思う。

でも、今日だけ、いや今日からはこの姿でも平気だ。

確かな自信を持って言える。


これが、この姿こそ真の俺(わたし)だと胸を張って言える。


「ケンさんお待たせいたしました。」


1人で心に気合いを入れていると、後ろからミレイちゃんに声をかけられた。


「いえいえ、そんなに・・・」

待っていませんよよ言いながら振り返ると・・・。


黒い鉄の塊が目の前にいた。


「待ってませんよ・・・?」


しかし、さっきの声は完全にミレイちゃんだ。

でも目の前にいる鉄の塊。モ〇ルスーツかなにかか?

ぐるぐると頭の中で行こうが交差する。声はミレイちゃん、でも見た目は鉄人形。


「実は言っていませんでしたが、これが私のフル装備なんです・・・。

 こんな格好じゃ一緒にいるのは嫌でしょうか・・・?」


「い・・・いやいや俺の方がおかしな格好だから全然気にならないよ。」

声はミレイちゃんなんだが、見た目がヤバい。

むしろ、こんな鉄の鎧を着こんでも動けるのか?キツくないのだろうか、特に胸が。

いろんな質問がしたいが、ゲートの前で変態と鉄が話し込んでいてもおかしいので早速ダンジョンへ入ることにした。


「とりあえず、今日はお互いの能力、強さの確認と戦略をどうするか決めましょうか。」

ここは年上の俺がしっかりとリードしないとな。

今までチームでの動きを座学で学んでいたことが無駄にならなくて良かった。


とりあえず、ボスを倒したので11階層からダンジョンの攻略が始まる。

どういう理屈かは知らないが、ボスを倒すと、次からゲートを通るとボス後の階層に転移させられる。

一度エリアボスを倒すと前の階層には行けなくなるという事だけは分かっている。


俺から見れば、隣でズシン、ズシンと歩くミレイちゃん。

周りから見れば|変態(俺)と鉄の塊(ミレイちゃん)が歩いている。

気にならない方が気がおかしい組み合わせだが、ダンジョンにさえ入れば大した問題ではないだろう。


入るまでが大した問題だが・・・。

とりあえず、心が折れかかりそうになりながら注目を集めながらゲートに入る。


さて、新しい武器の性能とやらも確認しないとな。

服を着ている状態よりもやっぱり軽く振るえる。


でも、棒術とか知らないから振り回すだけになってしまうな。

ここら辺はもうあきらめて、出来るだけ早く鋭く振るう事だけに集中しよう。


と、考えているとビックボアこと大きなイノシシを見つけた。

ミレイちゃんにはとりあえず、見学してもらって一人でやってみるか・・・。

早速、背後に回り込んで一気に距離を詰めて、仕掛ける。


ビックボアがこちらに気づいた瞬間、俺の攻撃範囲に入った。

そこで力いっぱい金棒を叩きつける。



ドッーーーーン



ビックボアの頭が跡形もなく吹き飛び、金棒はその勢いのまま地面にめり込んだ。

地面は軽くクレーターっぽくなっており、

ビックボアの身体は首から無くなり、既に砂になりかけていた。

まさか格闘アニメの戦闘力のインフレを自分自身で少し感じた。


あれ・・・、気合いを入れすぎちゃったかな・・・。


思っていた以上の破壊力だ。

この金棒マジ半端ないって。見た目も破壊力も凶悪だな・・・。


これからは、週に一度ぐらいはUPで続けれるよう頑張ります・・・(小声)。

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