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脱サラリーマンの冒険記  作者: 団子 虫
第三章 イノシシ編
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イノシシ編 第23階層

ボス部屋の門に皆で手を当て扉を開けた。

門と言ってもそんな大層な物ではなく木の枝と葉っぱが詰まったような扉だ。


少し歩くと、その先には木々がなくグラウンドのような感じの拓けた場所に

ゴブリン達がひしめき合っていた。


思っていたよりも数が多い・・・。

ムトウさんから聞いた前情報では、大体20匹ぐらいと聞いていたが実際はその倍はいる。


皮製の鎧を着た頭一つ大きいゴブリンが数匹、杖を持ったゴブリンも数匹いる。

皮の鎧のゴブリンの中心には鉄製の鎧を着たゴブリンが鎮座していた。

座っている状態でもゴブリンよりも縦も横も大きい。


おかしい、ムトウさん(ハゲ)前情報とかなり違う。

また、重要な情報を抜いたんじゃなかろうか、抜けるのは髪の毛だけにして欲しい。


ボス部屋では、ボスを倒さなくても脱出できる場合と出来ない場合がある。

今回は、残念ながら後者だった。


ゴブリンには負けないと思っていいたが、

流石に数が多すぎて、皆少し困惑気味だ。敵に気がつかれる前に作戦を練らないと。


不意にユウさんがゴブリンに向って火の矢を放った。

なんで?急に?

ドジっ子もココまで来ると勘弁して欲しい。


ゴブリン一体を火達磨にしたが、そのお陰で他のゴブリンに気が付かれてしまった。


「ユウちゃん・・・。」

皆、困惑したようにユウさんを一瞬だけ見つめた。

そんな彼女は特に何も感じていないのか、首をかしげている。


このまま突っ立っていても埒が明かないので、

いつものように俺は1人で突っ込みゴブリン達の隊列を崩しに掛かった。


4匹ほどゴブリンを薙ぎ払うと、火の玉が飛んできた。

近くに居たゴブリンを火の玉に向けて放り投げ、難を凌いだ。


俺の後ろにいるミレイちゃんら戦闘が始まっているようだ。

まだ問題が無さそうだが、俺も自分の事で精一杯で構っている暇はないので、

ゴブリン達の隊列を崩しつつ数を減らしに行く。


そもそもゴブリンは知能が低いので隊列は少しの事で崩れたりするのだが、

今回はボスの影響か、崩しても直ぐに立ち直してくる。


ゴブリンを10匹ほど砂山に変えると、皮の鎧を着たゴブリンが4匹前に出てきた。

後ろには、シャーマンのようなゴブリンが4匹、何か呪文を唱えている。


2匹が同時に突っ込んできた。

早い!想像以上に俊敏に動いている。


移動速度がそこらのゴブリンと段違いに速かった。

1匹目の攻撃を受け、2匹目の攻撃を飛びのいてギリギリで避けた。


ヤバイ、1匹程度なら問題ないが2匹同時にだと厳しい。

待機していた、残りの2匹も参入してきた。


同時に攻撃を仕掛けてくるのは2匹までで、

一方が攻撃しているときは、一方は力を溜めてタイミングを図っているようだ。


数分程度の戦闘だが、体力を消費してきている。

防具もいくつか切れている。


ふと、4匹の皮鎧のゴブリンが俺から距離を取った。


疑問に思った瞬間、視界が炎に包まれた。


評価・ブックマークありがとうございます。

今後ともご贔屓に

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