表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
脱サラリーマンの冒険記  作者: 団子 虫
第三章 イノシシ編
58/147

イノシシ編 第17階層

さて、ミレイちゃんとの探索は明後日だ。

今日は、ハゲのムトウさんとの約束もあるので1人で探索をする。


ミレイちゃんらは週に3日間ほど探索をしている。

まあ、俺のように毎日探索する物好きは少ないらしい。


自分で言うのもアレだが動機はどうあれ、俺は冒険者の鏡だな。


1人の時はレベルアップしておくか、


いつも通り幼巫女にレベルアップをしてもらう。

いつも思うがこの子はいったい何歳なのだろうか、

いくらぐらい給料とか貰っているのかなと下世話な想像をしながらゲートに向った。


ダンジョン内でこっそり着替えて、戦闘準備を整える。

と言っても服を脱いでマスクを被るだけなんだけどな。


二日ぶりのスキルの開放でいつもより漲る力が大きい気がした。

そして、颯爽と走り出した。


早速、ゴブリンの集団を見つけた。


躊躇無く、一番近いゴブリンを殴る。

殴った顔が爆散して首から上が無くなり、そのまま地面に倒れた。


振り返り際にナタを振り回した。

ゴブリンの首を刈るイメージで振ったが、位置が合わずゴブリンの肩に当たり無理やり胴まで切り抜いた。


力の入り方が昨日と全く違う。

モンスターどもがまるでゴミのようだ。


今日も行けるところまで行こうと決め、気合を入れてまた走り出した。


20階層まで出会ったモンスター全てを刈りながら休憩も取らず気が付くと、

大きな門の付いた部屋というか広間を見つけた。


これが俗に言うボスの居る部屋か、

負ける気はしないが、安全を見てとりあえずもう少しレベルを上げてから来るかな。

慢心は身を滅ぼすと言うからな。


ボス部屋の前で昼食を取り、小一時間ほど休憩してから帰還ゲートに向った。

帰りは、道に迷った事もあり行きと同じぐらい時間が掛かってしまった。


地図とかあった方がいいのだろうか、もしくはマッピングスキルとか欲しいな・・・。

便利スキルを妄想しながら着替えて帰還ゲートをくぐり帰宅した。


帰宅する時間が遅かった為、休憩所のラストオーダーに間に合わなかった。

ギルドの職員には、長時間の探索で呆れられたというか引かれた。


コンビニ弁当で簡単に夕食を済まし、

明後日がミレイちゃんらと探索と思うと、予定があるというだけでも嬉しいものだと感じた。

サラリーマン時代は明日も会社かと思うと憂鬱だった。


しかも、やる気の無い上司に無責任な後輩。

もう会うことも無いのだが、思い出すだけで腹が立ってくる。


ミレイちゃんの笑顔と胸を思い出し、怒りを抑えれたが違う部分が抑えられなくなりそうだったが、

我慢して悶々としながら眠った。



約 164万円

178万 喫茶店にいたので収入無し

レベルアップ Lv.15⇒Lv.16 で約13万

食費 約1万

評価、ブックマーク、ありがとうございます。

今後ともご贔屓に。


ブックマークが300を超えました。

ありがとうございます。今後とも長く読んでもらえると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ