イノシシ編 第8階層
さて、色々と教えてもらった。
この女の子だけの冒険者チームは全員で4名。
このチームのリーダーで薙刀を使う職業が武士で名前は「アツコ」、
私を今も熱く睨みつけている女の子だ。
そんなに熱く睨みつけられても喜ぶような変態では私は無いんだが。
アツコは一重で切れ長の目、清楚な感じで、身長180cmぐらいだろうかでかなり高い。
しかし、胸は・・・ドンマイ、強く生きろよ。
おっと、より一層熱い眼差しになった気がする・・・。
もう1人の戦士は職業が魔法剣士で名前は「ケイ」、
疲労の為か眠っている魔術師の横で座り込んで休んでいる。
ボブカットでボーイッシュな感じで、身長は170cmぐらいか。
今も眠っているのは職業が魔術師で名前は「ユウ」、
肩まである髪で、メガネを掛けている物静かそうな感じで、
身長160cmぐらいで図書委員でもやっていそうな女の子だ。
そして最後に僧侶だと思っていた女の子は聖母という超レアな上級職業だった。
名前は「ミレイ」、童顔かつ身長150cmほどで小柄なのに暴力的なまでの巨乳・・・。
な、なんて凶悪な胸なんだ・・・。
おっと、いかんいかん、私は紳士だ。
邪な気持ちは取り去らないと。素数でも考えて邪念を忘れよう。
2、3、5、7、11、13、・・・
数十分ほど休憩しているとユウさんが目を覚まし、ゆっくりと起き上がった。
私の隣に居たミレイちゃんもユウさんに走って行った。
熱い眼差しで睨みつけていたアツコさんも流石に私から目を離して、同様に向っていった。
全員で涙ぐみつつ、声を掛けては励まし、和んでいる。
そんな微笑ましい状況をパン一丁のおっさんは少し離れて優しく見守っている。
ユウさんも目が覚めたことだし、時間もそこそこ過ぎていった。
なので、そろそろダンジョンから出ようかなと立ち上がる。
「では、失礼し・・・」
「すいません!」
ミレイちゃんに言葉を遮られた。
今日は、何度も声を掛けられるな。
嬉しさ半分、久々に話しすぎて疲れが半分。
実際、最近では、ムトウさんと休憩所のおばちゃん、防具屋のマダムぐらいしか会話が無い。
こんなに長いこと人と話さなかったからな。
もう、私は喉カラカラです。
喉の渇きを思い出したがマスクの上からでは水が飲めないと諦めた。
今度、マスクを外さなくても水が飲めるようなマスクにしてもらわないとな。
そんな事を考えてつつ、言葉を止めた。
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主人公はおっ○い好きです。顔よりもおっ○いを優先します。




