イノシシ編 第7階層
私は落ちている魔石を拾い、
人数的に4対1になるようにきちんと分ける。
たとえ、倒れて手当てをされていたとしても頭数に入れておこう。
手助けはしたが、後々取り分でモメるのは嫌だからな。
それに私は紳士だからな、女性には優しいんだ。(キリッ)
女僧侶は、私の姿が平気なのか私にかなり近づいてきて私のことをジロジロ見ている。
まさか、こんな私に惚れたんでは!
いやおや、それは無いな。
むしろこんな格好のおっさんに惚れる女性がいたらアブノーマルな女性だろう。
とりあえず、一緒に休憩することになったので、
モンスターを先ほど倒したので移動しない方が安全だろうという事で、
このまま、この場所で休憩することにした。
こんな格好の私だからなのか興味津々のようで色々と質問をしてくるので、
私も答えるついでに質問を返す。
そんな事よりも手当ては終わったのだろうか。
そう不安に思っていると、一番最初にその話になった。
手当ては終わり怪我自体の回復したのだが、まだ目を覚まさないとの事だ。
重傷だとたとえ魔法で怪我を完全に治しても直ぐには目を覚まさないことが
多いと聞いたことがある。
訓練されて無い冒険者などは出血や怪我の痛みで気を失うことが多いらしいからな。
大きな怪我だったということか、ほかの仲間も心配しているのが見て分かる。
そしてその後も他愛も無い会話をする。
そんな他愛も無い会話でもムトウさん以外と会話するのは楽しいものだ。
女の子を会話するだけでこんなにも楽しいのなら、
ダンジョンから戻ったらキャバクラにでも行こうかな、と今後の楽しみを考えていた。
そんな楽しい会話で色々と分かったことがいくつがあった。
大学の仲良しグループで冒険者になったとのこと。
研修を終えたばかりで、順調にここまでやって来たらしい。
しかし、調子に乗ってついつい深くまで来てしまい、
そろそろ帰ろうかと思っていた矢先、先ほどのゴブリン達に囲まれて戦闘を行っていた。
最初は問題が無かったが、後方にいた魔術師が矢に当たってしまい、
急いで手当てをする必要があったので他の仲間に守りつつ治療しようとした。
女戦士2人にも疲労が溜まってきて、危なくなった時に私が現れた。
といった流れが今回の簡単な経緯らしい。
色々聞きながら休憩しつつも周囲への警戒は解いてはいない、
ここはダンジョン内だからいつモンスターが襲ってくるか分からないからな。
そういっても女の子たちを観察してしまうのは、男の性なのだろうか。
自己紹介と他のメンバーについても親切丁寧に説明してくれた。
この子にプライバシーという概念は無いのだろうか、私は心配です。
ブックマーク・評価ありがとうございます。
今後ともご贔屓に。
女の子は書くには苦手です。特に青春時代ではあまり関わりを持っていませんでしたので。
妄想で書いていますのでご了承ください。




