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脱サラリーマンの冒険記  作者: 団子 虫
第三章 イノシシ編
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イノシシ編 第4階層

ゲートまでは服を着て移動した。


流石にパンツ一枚でギルドからゲートまで移動したら目立ってしょうがないだろうからな。

もうこれ以上目立ちたくない。ひっそりと暮らして生きたいです。


ゲートをくぐり、新しいダンジョン探索が始まった。


ゲートから降り立った所は数十m四方の拓けた場だった。

まずは足場を確認する。固めの土、低い雑草がちらほら生えている。

少しは拓けているが、5mから10mほどの木々が生えており視界はあまり良くない。


ここから進むには獣道のような所を通るしかないようだ。

獣道の道幅はせいぜい2人ぐらいが通れる程度の細い道が続いている。


早速歩いてみると、分かれ道や木々が無い開けた場所が点々とあるようだ。


浅い階層ではビックボアという猪、ホーンラビットという角付きのウサギさん、

そして安定のゴブリンが出てくると聞いている。


早速、進む前に戦闘準備をしないとな、服を脱ぎ、戦闘態勢に入る。

新しい防具(パンツにマスク)によって漲る力と押し寄せてくる快楽。


今後、ダンジョン探索は常時この状態(へんたい)になるというのがムトウさんとの約束だ。


正直、今の今まであまり気が進まなかったが、

脱いだ後は気分がハイなので羞恥心などは全く感じ無い。



準備は整った。

早速ダンジョンを探索しますか・・・。


武器(ナタ)を手にして歩き出した。


少し歩くと、懐かしい姿のゴブリンが見えた。数は3匹ぐらいか・・・。

研修者用のダンジョンで見た時よりも少し大きく見えるが問題ないだろう。


早速、ゴブリン達に襲い掛かった。


ゴブリン達が私に気が付いたときには、ゴブリン達に肉薄することが出来た。

一番近くに居たゴブリンの頭をナタでブツ切りにして、

二匹目はナタの柄で殴り飛ばした。

最後の一匹は、前蹴りで吹き飛ばす。


三匹とも悲鳴を上げるまもなく、床に転がっていた。

少しすると砂になり、それぞれの場所に魔石が転がっていた。


弱いな・・・。

否、私が強すぎるのか。


この程度なら1人でも問題なくダンジョン攻略できそうだな。


魔石を拾い、次の獲物を探しに力強く走り出した。


今後ともご贔屓に。

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