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脱サラリーマンの冒険記  作者: 団子 虫
第三章 イノシシ編
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イノシシ編 第2階層

感想・ブックマークありがとうございます。

今後とも変らぬご声援よろしくお願いします。

久々にレベルを上げに神殿に向う。

もちろん、格好は私服にしておいた。

レザーマスクに黒スパッツで神殿や休憩所にでも行ったら、

モンスターだと思われて攻撃されそうだし、ゴミを見るような目で見られかねない。


私服姿でなら、経緯を知っているギルド職員などの人達は

俺の顔を見て哀れみの顔をするか目線を逸らすぐらいだ。


地味に傷つくんだけど、もう諦めよう。


今のところ神殿と休憩所ではまだバレていないようで周りから特に変な目では見られていない。

久々に安心して神殿に入り、レベルアップをしようと待っていた。


「あぁー、へんたいさんだぁー。

 ねぇねぇ、今までどこにいってたの?へんたいさん、へんたいさん。」


待たされること数分後、まさか研修用ダンジョンにもいた巫女の幼女が向ってきた。

くっ、ここに配属になったのか・・・、もう勘弁してくれ。


きゃっきゃ騒ぐ巫女の幼女とそれを抑える狐面の巫女のやり取りは相変わらずだった。

とりあえず、用事を済ませて足早に神殿から出る。


出る間際に巫幼女が言っていた。

「へんたいさんは、おへやがすきでおそとがきらいなひとです。」


さて、幼女の言っているのが意味深だが、自室に戻ってから結果をみてみるかな。

そろそろ職業も決まる頃らしいのからな、部屋でじっくり見よう。


というか、レベル10の時に確認した時はまだ無職だったので、少しワクワクするな。

拳闘士とか戦士とか、戦士系だけは確実だろうからな・・・。


そもそも最初の職業は自分で決めれない、それまでの生活や戦闘スタイルで変るらしい。

自身か職業のレベルを上げていけば、上級職業や基本的な職業にも変更できると聞いている。


詳しいことはまだ判明していなく、

人それぞれパターンが異なるのでまだ詳しくは分からないらしい。

さて、部屋に入り早速自分のステータスを確認してみる。



ステータス

レベル:11 

体力 :1100

魔量  :110

筋力  :850

丈夫さ :850

俊敏   :530

魔力 :10

持久力 :550

器用   :110


特性:露出

職業:引き篭もり:Lv.1

スキル:「アイテムボックス」 「生活魔法」


装備

武器:蛮族のナタ


服:ブラックホースのスパッツ


頭:ブラックホースのレザーマスク

胴体:無

腕:無

腰:ブラックホースのベルト

足:無

靴:リザードの革靴



え?

職業「引き篭もり」?


いやいや、むしろ無職ですよね。


露出で引き篭もりなんて、どんな冒険者なんだ・・・。


その場で崩れ落ちた。

もう、「アイテムボックス」というド○え○んみたいなスキルなんてどうでも良くなった。


その後、もう冒険者なんて辞めようかなと思いつつ、

部屋に戻り服を着て不貞腐れてスマホアプリで時間を潰して、

その日はもう日の光を浴びることは無かった。


所持金

320万円 ⇒ 15万円

装備に300万、レベルアップに5万使用。

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