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脱サラリーマンの冒険記  作者: 団子 虫
第二章 ウサギ編
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ウサギ編 第11階層

評価、ブックマいつもありがとうございます。

皆さんが読んでもらえているだけでも心の支えになっています。

朝起きて、朝食を食べに食堂へ行こうとしたら食堂のおばちゃんも居らず、

黒スーツの方々が食堂、事務所、日本庭園の中にまで突っ立っていた。


なんか重々しいな・・・。

とりあえずおばちゃんを探しに事務所に向った。


事務所入り口を見るとおばちゃんが出てきた。

既に面談が終わったようだ。

これで俺の朝食は確保されたと安心していたが、

おばちゃんはそのまま帰ろうと身支度をしている。


お、俺の朝食(おばちゃん)が!


待ってくれおばちゃん、朝食を作ってから、とりあえず作ってから帰ってくれ。

ほかほかのご飯、具沢山の味噌汁、新鮮野菜のお漬け物、納豆だけでいいから、それだけでいいから作ってから・・・。


心の中で何度も何度も叫んだ。


そんな俺の思いと叫びは届く事も無く、おばちゃんは普通に帰宅していった。

朝食抜きと思い落ち込んでいると、黒スーツ達が近づいてきた。


「冒険者のケンだな、早速で悪いが色々と話を聞かせて欲しい。」


うぅ・・・。


なぜだ、俺が何をしたっていうんだ。

おばちゃんが朝食を作ってないという事は昼食も無いということだ。


黒スーツ達の事よりも朝食で頭いっぱいで返答せずに落ち込んでいた。


すると、無視されたと勘違いした1人の黒スーツが俺の肩を掴んできた。


「おい!聞いているのか!」


朝から大きな声を出さないで欲しい。

全く朝からハイテンションな黒スーツ達だ。


「ん?何か言ったか?」

未だに寝ぼけており、朝食・昼食抜きが確定して落ち込んでいた。


しょんぼりした俺の顔を向け少しイラッとしたので睨み付けると黒スーツは、しどろもどろし始めた。

数少ない友人からも寝起きの顔はヤバイと定評があるからな、少しはビビったようだ。


にしても、勢いだけの野郎だ。

もしかしてツンデレか?

こんな男がツンデレだとしても意味が無いな。

需要はない、帰れ、帰れ。


数秒、静かな時間が流れると事務所から顔を出したおっさんが何か言っているようだ。


「そんなところで突っ立ってないで、こっちこっち。」

強面なおっさんが手招きしながら呼んでいる。

どう見ても普通じゃない感じだ。どう見てもあっち側の人に見えます。


とりあえず、ここにいてもオドオドしている黒スーツ達しかいないので話にもならない。

なら仕方ないと思い、事務所に入っていく。


日間・週間ランキングで30位ぐらいをウロウロさせてもらっています。

載っているだけで嬉しいです。このまま細く長く続くようがんばります。


一部訂正(8/22/2019)

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