ウサギ編 第10階層
久々の更新です。
また、評価、ブックマークありがとうございます。
戻ってくると、食堂のおばちゃんが心配していたようで、私達の帰りを待っていた。
驚いたあと、ウットリとした眼つきで私の身体を見ていたが気にしない。
ここでリンさんを私が介抱してもいいのだが、
また目を覚まして先ほどのように魔法を連発されるのも困るので、
リンさんをおばちゃんに任せて私は自室へと戻った。
ふぅ、部屋に戻り私服を着て、ようやく一息ついた。
服を着てからは落ち着いてきた。
ヤバイよヤバイよ・・、リアルガチでヤバイよ。
パンツ一枚だけだと物凄い効果が発揮されるようだ。
しかも自分が自分でなくなった様な感覚で、
考え方も言葉使いも若干変わったような気がする。
特に一人称が俺から私になっている。
これ、本当に変態スキルなんじゃないだろうか・・・。
しかもリンさんにはバレてしまったし、勘違いもされている。
うぅ・・・・
1人布団の中に入り、悶えながら夕食まで時間を潰した。
夕食時、おばちゃんがわざわざ部屋まで来て俺を呼びに来た。
なぜか少しがっかりしていたが、気にせずリンさんの状況などを聞いた。
怪我はしているが重傷ではないとの事で、すでに病院に運ばれて安静にしているとのこと。
明日にはダンジョンを管理してる本部から人が来て色々と事後処理をするらしい。
もちろん、俺にも用があるとのことらしい。
今回の事件?事故?に関する情報と、今後の俺への処置も考えるらしい。
リンさんこと、ダンジョン関係者を助けた割には、容疑者扱いな気がするな・・・。
色々と不安に思いながら夕食を済ませ、その後自室に戻り眠った。
今後とも良しなにしていただけると幸いです。




