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脱サラリーマンの冒険記  作者: 団子 虫
第一章 研修編
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研修編 第2階層

そのままの勢いで2話目投下!

ダンジョン探検者とは死と隣り合わせの危険な仕事といわれているが、現在の俺は研修生という事で比較的安全なダンジョンの入り口付近で探索を行っている。


その為か取れる魔石も小さいし、輝きもほとんど無く少し淀んでいる、

入り口付近の為かダンジョンアイテムを拾う事もないため、一日に得られる金銭もそこまで多くはないが生活できなくはないといった状況だ。


転職前はデスクワークばかりで運動もほとんどしていなかったので、鈍りきった身体ではそれなりに大変だった。


研修初日のダンジョン探索の翌日は全身くまなく筋肉痛になっていた。

筋肉痛の痛みに慣れるまでそこそこ期間がかかったが、今では身体と痛みに多少慣れて大分良くなっている。贅肉も少し落ち、代わりに少し筋肉も付いたような気がする。


帰路に向かう途中で、休憩所に行き食事を済まそうと思い、少し寄り道をすることにした。

研修後は各自で自由時間になる訳だが、特にやることも無いので夕刻にもなると研修者達は休憩所には多くの冒険者が集まってくる。


休憩所は普通のレストランのようなところで、座敷もあれば個室もある。

料理、飲み物ともかなりの割高だが、不自由なく好きな料理も食べれるし、酒も置いてある。

高級店のようなものは流石に無いが、俺にとっては十分に満足できるレベルだ。


俺が着いた頃には今日も既に休憩所は賑わい始めていた。

冒険者が各々好きなように過ごしている。酒を飲んで騒いでいる者、チームの勧誘、ナンパしている者もいるようだ。


パーティーを組むと効率的にダンジョン内の探索、進行が行えるようになり、より深層へ行くことが可能になる。

今後、研修期間が終われば基本的に冒険者はパーティーを組んでダンジョンに行くことになる。


今日も無事に帰ってこれた安心感と、身体を動かして汗を流して得た金額に満足しながら、冷たいお茶を飲みながら名物の日替わり定食が来るまでのんびり過ごしている。


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