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脱サラリーマンの冒険記  作者: 団子 虫
第二章 ウサギ編
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ウサギ編 第7階層

頑張れ迷彩服!!

折角の機会なのでもう少し近づきたいのだが、

これ以上近づくとバレそうなのでまだまだ遠めに見守ることにした。


距離を保ちつつ、避けれるギリギリの距離を保っている月兎。

もう数十発以上、火の矢を放っている迷彩服。

草原の彼方此方が黒く焦げている。


奴のMPは大丈夫なのだろうか?

と、心配していると迷彩服は火の矢を放つのを辞めて急に動きを止めた。


まさかMPが切れて、もう魔法が打てなくなったんじゃないか!

と、驚きつついつでも動けるよう準備をする。


月兎も、今が勝機と言わんばかりに一直線に迷彩服に近づいていく。


やばい、早く向わないと、俺も間に合うか分からないが走り出す。


月兎と迷彩服との距離が数メートルの時、迷彩服から巨大な火の塊が出た。


ボゥッ!!

3メートル以上の大きな火の塊は奴の腕から放たれ、月兎に向っていく。


急に大きな火の塊が出て驚いているのは、俺だけでなく月兎もだろう。

月兎は近づき過ぎて、巨大な火の塊を避けれずそのまま火に突っ込んでいった。


ジュゥ!

「たわばーー」


意味不明な言葉を発しながら、炭になっていく月兎。


凄い、なんだあの魔法は。

迷彩服の思いも寄らない強力な魔法に驚きつつも、

無事に月兎を倒したことに安心していた。


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