ウサギ編 第3階層
ブックマありがとうございます。
今後ともご贔屓にしてもらえると嬉しいです。
さて、今日から1人で探索になる。
朝起きて、身支度を済ましてから食堂に向う。
朝食は決められた時間内でしか食べれないので、
寝坊しないように気をつけないといけない。
食堂のおばちゃんに挨拶をして、朝食を受け取った。
おばちゃんは昨日、早くに帰ってしまい挨拶が出来なかったが、
毎日、朝と夕方に食事を作りに来てくれているパートらしい。
さて、今日の献立は、
鮭の塩焼き、筍の煮物、卵焼き、ほうれん草のおひたし、きのこの味噌汁、ごはん大盛り。
卵焼きは甘めに味付けしてあり、実家の卵焼きを思い出した。
きのこも周辺で取れたものらしく、匂いも味も一段と美味しく感じられた。
お昼は、お弁当を作っておいてくれるとの事で好きな時間に戻ってきて、
食べるか、ダンジョンに持ち込んで食べても構わないそうだ。
食べ終わった後は、返却することは忘れないでねと言われた。
さてと、腹を満たした所で早速1人でダンジョン探索に向う。
ここのダンジョンは研修用のダンジョンと違い、本当に広いな・・・。
一面が草原なので見晴らしが良いから遠くにいるビックラビットも簡単に見つけられるな。
よし、気合を入れていきますか。
とりあえず、軽くジョギングしながらウサギさんを探しに適当に走り出した。
「オラ!」
「無駄!無駄!」
と、無駄に大きな声を出しながらウサギさんを駆逐していく。
今のところ魔石が十何個かで、毛皮が1つ手に入れた。
まあ、初日にしてはまずまずかな。
いい汗もかいたから一旦、休憩と昼食も兼ねて戻ろうかな・・・。
一旦、ダンジョンから出てリンさんに報告してみた。
受付兼事務所の部屋にいたリンさんに、
魔石と毛皮を渡して一旦休憩すると伝えて自室に戻ろうとしたら、
リンさんからは、焦らずに安全第一でやるように言われた。
特に危険も感じておらず普通にやっているので、問題ありませんとだけ伝え自室に戻った。
シャワーを浴びて、昼食を取ってからまたダンジョンに入ろうとしたら
リンさんに今日はもう入らなくて良いと言われ、しぶしぶ自室に戻った・・・。
そんなに無茶していないんだがな。
止められたら仕方ないか。
自室に戻ってからは時間があったので夕食まで新作ゲームをして時間を潰した。
夕食時前には食堂のおばちゃんが来て、夕食を作ってわざわざ知らせに来てくれた。
献立は、山菜の天婦羅、鮎の塩焼き、大根サラダ、豆腐とわかめの味噌汁、ご飯大盛り。
この時期の山菜は柔らかく、味も濃くて上手いな・・、
鮎も臭みが無く身がふわふわで何匹でも食えそうだ。
しっかりと味わい至福の時間を過ごしていた。
夕食後にダンジョン探索が不完全燃焼だったので、
日課の筋トレをいつもの倍、行ってから眠りに付いた。
最初っきり、リンさんとはあまり会話をしていない。
もう一緒に夕食食べてくれないんだなと、
やはり胸が小さいと思った事がバレてしまったからだろうか。
そんな事を考えながら眠りに落ちた。
ようやく、ルビの使い方を覚えたので、明日から書いた文からルビが増えます。




