研修編 第1階層
書きたいと思い、勢いで書き始めました。
出来る限り書き続けようと思います。
また、国語力が低いので読みにくいかもしれませんが、暖かく見守っていただけると幸いです。
「研修番号33番の方、帰還を確認いたしました。魔石の確認と換金作業に移りますがよろしいでしょうか?」
「はい、よろしくお願いします。」
小さい魔石が詰まった袋を受付のテーブルに置いた。
今日、ダンジョン内で取れた魔石を組合に納品する。
組合とは魔石を現金に換金してもらえる場所。
現金は自分の銀行口座へ送金することも出来るし、その場で現金に換金を貰うことも可能だ。
ダンジョンとは、おれ自身も詳しくは分からないがモンスターが出てくる危険な場所という認識だ。
「承知いたしました、全ての魔石を鑑定しますと26,000円になります。そこから手数料10% を引いた金額23,400円を口座へ送金いたしました。こちらの領収証をご確認ください。」
その後、研修中の者(自分)に配布されているレンタルの防具と武器を返却しに別の受付に行く。
「本日もお疲れ様です。番号と貸出し品の確認をいたしますので少々お待ちください・・・。
番号33番の方ですね、貸出し品の確認が出来ました。」
とりあえずダンジョン探索後の手続が終わり、疲労で重くなった足を引きずりながらゆっくりと帰路に向かった。
今更ながら領収証の金額を簡単に確認し、肉体労働で得た金額に満足し充実感に浸りながらポケットに仕舞いこんだ。
今、俺はダンジョン冒険者になるために研修を行っている。
8月14日:誤字訂正