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脱サラリーマンの冒険記  作者: 団子 虫
第一章 研修編
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研修編 第13階層

戦闘シーンは難しいです。

しばらくの間動けずにいたので、

体力を回復させるためその場に座り込んだ。


その後、歩けるようになるまで回復してから近くに落ちていた魔石を拾う。


その魔石はゴブリンのものよりも一回り大きく綺麗なものだった。

また、その傍には奴が使っていたであろう武器も見つけたので拾っておいた。


ボロボロになった自分の防具とシャツを回収し、

半裸じゃ少し恥ずかしいのでシャツだけは羽織ってから出口ゲートに向って、

ゆっくりと足を進めた。


無事に帰還ゲートを潜りダンジョンから生還した。


とりあえず受付では魔石と拾った武器を預け、魔石の買取金額は10万円を超えたようだ。


ダンジョンアイテムは鑑定の為、結果は後日となった。

ついでに、田中と二人については報告しておいた。


色々聞かれたが、やられた瞬間は見ていないため結局どうなったかは分からない。

奴を倒してそのまま帰還してしまった。


直ぐに捜索隊が出されるとのことで、あまり気にしないようにと注意された。


奴に関して詳しく知りたいとのことで、

明日報告しに来るようにと言われ、夕食もとらずに自室へ戻った。

そしてそのままベットに崩れるように倒れた。




ふと、目が覚めて時計を見たら昼過ぎだった。


あくびをしつつ起き上がり、一番最初に思ったことは腹減った。


その後、朝食分と昼食分の食事を終えて受付に向かう。

とりあえず、腹ごしらえが終わったのでダンジョン受付に向い魔石の金額でも聞きに行くことにした。

「研修者の33番ですが、昨日来るように言われたので来ました。」


「既にお昼過ぎですがようやくのお越しありがとうございます。

 早速ですが、別室で担当者が待っていますので、そこで報告をお願いします。」


いつものようにあきれている受付の人にそう言われ、奥の部屋に進んでいき、扉をノックして入室した。


「遅くなり、申し訳ありません。研修番号33番です。先日の件で報告しに参りました。」


「おう、君が例の研修者くんか、既に昼過ぎだがよく来てくれた。

立ったままでも構わないが、そこにある椅子にでも座って報告してくれ。」


髪の毛の薄いおっさんが高級そうな椅子に座っていた。

たしかたまに講習会でも挨拶していた、ダンジョンの責任者だろう。


しかし、国営のダンジョンの責任者だからお偉いさんだと思うが、

腰が低いようで今回の件も話しやすそうだ。


「では、失礼します。今回の件は・・・・・・。」


と、奴と遭遇して打破してアイテムを回収した経緯を簡単に説明した。


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